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大学 発達教育学部 エレメンタリーセミナーで「聴覚障害のある人への支援」について学びました!

トピックス大学 発達教育学部

発達教育学部1年生を対象としたエレメンタリーセミナーの一環として、6月14日に、社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会理事長で千葉聴覚障害者センター所長の植野圭哉先生に、「聴覚障害のある人への支援や配慮点について」というテーマで講演をしていただきました。
植野先生は、聴覚障害のある人への支援において大切な視点について、手話で講演されました。全身を使って表情豊かに、エネルギッシュに講演をされました。植野先生の手話の講演を、手話通訳士の方が音声に翻訳して、マイクで会場の学生たちに伝えてくれました。
学生たちは、植野先生の手話に注意を集中して受講していました。以下に、学生たちの感想の一部を紹介します。

 

学生の感想

初めて聴覚障害の方本人からお話をきくことができて、とても勉強になりました。私はいつも普通に耳できいているけれど、目で見ることは大切だということを再確認することができました。話をきくのに、いつもよりも顔の表情を見ながらきいていると、相手が伝えようとしていることが読み取りやすく、普段の生活でも使った方がよいと思いました。手話は難しいと思っていましたが、少しでも覚えることができたら将来に絶対役立つと思いました。少しでも支援できるようにするには、私自身も自分から関わっていくことが必要だと思いました。できないからしないのではなく、自分から少しずつ行動に移していきたいと思います。

発達教育学部 発達支援教育学科 1年
古川ことみ

 

手話の中にも地方手話という手話の方言があったり、手話をするだけでなく、顔の表情を変えるだけで相手にどんな気持ちなのか伝わりやすくなったり、アクセントなども使い分けることもできるということを初めて知りました。手話を使って生活している人たちが、今よりも生活しやすくなるような社会になってほしいし、私たちも障害がある方たちとコミュニケーションがとれるようになって、少しでも暮らしやすいと思ってもらえるように頑張りたいです。そして、今回手話という文化に触れることができて良かったです。

発達教育学部 発達支援教育学科 1年
小川遥奈

 

私は、入学前は深く考えないで、障害について学べる植草学園大学に入学しましたが、前回の講義(インクルーシブ保育)や今回の講義を受講して、とても恵まれた環境にいると感じています。将来、小学校の教員になったら、勉強だけを教えるのではなく、子どもたちのどんなニーズにも対応できるようになりたいと思いました。今回の講義で、障害のある人への支援について、さらに興味をもちました。植草学園大学で学ぶチャンスがあるので、4年間頑張ろうと思いました。夢がさらに広がったし、一歩ずつ夢に近づけていると感じました。

発達教育学部 発達支援教育学科 1年
吉野春奈

 

実際に手話を見ることができて、とてもよい経験になりました。私も手話サークルに入っていて、指文字や挨拶などの基本的なことを学びましたが、講演の手話の中で、いくつかわかる単語があって、サークルで学んだことが役に立ってうれしかったです。これからすこしずつ、自分の将来や周りにいる聴覚障害者の役に立つ手話を身につけたいと思いました。

発達教育学部 発達支援教育学科 1年
山本彩果

 


手話で講演する植野先生
 

植野先生の手話に注意を集中する学生たち
 

表情豊かに手話で学生たちに説明する植野先生

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