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ピアヘルパーサークル活動報告

トピックス 大学 発達教育学部 大学 理学療法学専攻 短大 こども未来学科短大 地域介護福祉専攻

植草学園にはピアヘルパーサークルがあります。ピアとは仲間という意味です。ピアヘルパー活動の特徴は双方向の人間関係にあります。お互いがサポートすることで、サポートされている双方向の人間関係をピアでは大切に考えています。本学のどの学科に在籍していても、対人援助職をめざす学生にとっては意義深い活動と言えるでしょう。
本学のピア活動は、今年度から学生ボランティア情報の共有と参加を新しく始めました。本学のピア学生がさまざまな学外団体のボランティア活動に参加しています。パラスポーツ(障害者スポーツ関連)・親子自然体験教室・わかばCBTこどものまち・「TUGAnoわ こども食堂」等、多数あります。
いよいよ夏休みも近づいてきました。この夏、ボランティアをしたいけれどどんなボランティアをしていいか分からない…、達成感のあるボランティアがしたいのだけど誰に聞いたらいいの?等お悩みの方はピア学生に聞いてみるといいでしょう。ボランティア体験で充実の夏休みをお過ごしください。

発達教育学部 教授 栗原ひとみ

 

ピアヘルパーサークルでは、今年度より学外ボランティアに多数参加しています。今回は本学から近い「TUGAnoわ こども食堂」と「わかばCBTこどものまち」の活動の様子をお伝えします。


子ども食堂でのボランティア

 

「TSUGAnoわ こども食堂」では、小学生をメインとした子どもを集め、月に一度、学生が勉強を見たり、一緒にご飯を食べたりしています。勉強はどう教えたら理解できるのか、今、子どもたちに人気なものなどを知ることができます。小学校で会う顔とはまた違う一面を多く見ることができます。8月22日(水)には、ピアヘルパーサークルの学生がメニューを考え、こども食堂を開催します。子どもたちにとって「楽しい!」、「おいしい!」と思える食事が提供できるよう準備していきます。
「わかばCBTこどものまち」とは、小学生の子どもたちだけで市役所や会社などを考え、運営します。こどものまちの本番では、近隣の小学生や熊本の子どもたちを招待し、お店や会社で働いたり、給料として”まち”の中で使えるお金”P(ピー)”を貰い、買い物したりなどの疑似社会体験をします。学生は子どものサポートをメインに活動しています。7月22日㈰には無事、こどものまちの本番をやり終えることが出来ました。本番の日に子どもを見ていると、予想外の行動が沢山ありました。例えば、初めて稼いだお金で買うものは自分が欲しいものかな?と思っていたら、実際はお家の人へのプレゼントだったり、学生ボランティアへ食べ物を買ってくれたりしていました。小学生だと、まだ自分たちのことしか考えていないだろうと考えていましたが、実際はよく周りを見ていて、相手が喜ぶ行動のできる側面が見られました。
ボランティアを通して学ぶことは本当に多いです。学んだことを生かす活動として、11月にある緑栄祭では、パラスポーツ(障害者スポーツ)の「ボッチャ」の体験会を行います。興味のある方はぜひ来てください!

発達教育学部 3年 遠藤未樹

 


ボッチャ大会でのボランティア

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