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大学 発達教育学部 附属美浜幼稚園の園児たちと造形活動を行いました

大学 発達教育学部

2月24日、附属美浜幼稚園の年長児49名が大学を訪れ、昼休みに造形表現サークル1.2年生、森高研究室3年生の17名と楽しく造形活動をしました。2年生の企画をもとに3年生が中心となり、企画・準備を進めました。12月の時は4年生が中心でしたが、今回は初めて3年生が活動内容を吟味して1時間の流れを工夫しました。
はじめに、全員でパネルシアターをもとに「四季に関わる歌」を歌いながら、季節の移り変わりを振り返りました。つぎに、5つのグループに分かれて制作内容について説明の後、園児は制作に取りかかり、学生は支援をしました。できあがった作品を手にした園児たちのたくさんの笑顔が見られて、支援した学生たちも満足げな表情でした。
今回の造形活動のために学生たちは金曜日一日がかりで取り組み、残りは家に持ち帰って準備するなど、園児が制作しやすいように心を配りました。園児たちにとっても春休み中の学生たちにとっても、有意義な時間を過ごすことができました。
園児たちが帰り、後片づけの終わった後に反省会を開き、次回の活動に向けた留意点も明らかになりました。次年度も造形サークルとゼミのコラボで造形活動の機会をもち、園児たちとまた楽しい時間を共有できたらと思います。

発達教育学部 教授 森高 光広

 

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ご挨拶

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自己紹介

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園児の作品例

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何を書こうかな?

 

参加した学生の感想

子どもたちに喜んでもらえるように、3年生が主体となって1.2年生と一緒に準備し、台紙、筒、帯などをつくりました。当日は、この1年間の思い出を、ピアノの伴奏でパネルシアターを見ながら振り返りました。グループに分かれた後に、小学校に入学したら「何をしたいか」「何を頑張りたいか」、一人ひとりカードに書きました。ひらがなが書けると思っていたので、「ひらがなを思い出せない…」という子への声かけなど、細かな配慮を考えておけばよかったと反省しています。また、活動中にどこまで支援したらよいかも含めて、制作手順の把握や下学年への伝達の仕方などに不十分な点があり、グループの進度に差が出てしまいました。しかし、最後に子どもたちから「楽しかった!」という言葉を聞いて、今回の造形活動に取り組んでよかったなと心から思いました。
来年度も美浜幼稚園の園児たちが大学に来る予定ですので、「楽しかった」と思うのはもちろんのこと、「またやりたい」「また来たい」と思えるような、制作、造形遊びを企画したいと思います。

発達教育学部 3年 成田 朱里(森高研究室)

 

子どもたちと実際にふれあい、一緒に作品をつくることはとても楽しいことでした。しかし、作品の作り方を教えたり、一人ひとりの個性に合わせて支援したりすることは、なかなか難しいことがわかりました。小学校に入学したら何を頑張りたいかをカードに書いて掲示物にもなるように、作品を一緒につくりました。色紙を貼って、クレヨンで色を塗るなど、それぞれの子が工夫をこらしました。
支援をしてみて反省点もあります。作品をセロテープで貼る箇所を多くして制作しやすい環境の工夫をすれば、時間内にもっと多くの活動ができたと思います。次年度、また一緒に造形活動をするときは、今回学んだことを活かしてより細やかな対応を心がけたいと思います。

発達教育学部 1年 清野 由美 (造形表現サークル)

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