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大学 発達教育学部 たくさんの子どもたちと笑顔でふれあいました!  公開講座「たのしくつくってみよう! ~工作してあそぼう!!~」

大学 発達教育学部

8月7日に、今年も地域の子どもたち向けの公開講座を行いました。4歳から小学校4年生まで、33人の子どもたちが大学生と一緒にたのしくつくってあそびました。6月から定員を超える応募があり、学生も張り切って取り組みました。企画、試作、運営(準備、当日の時間の構想、子どもたちの支援)を造形表現サークル1.2年生と森高研究室ゼミ生、学部有志等の学生28人で行いました。試験や補講の中、限られた時間で子どもたちに喜んでもらえるように、それぞれがよく努力していました。大学の授業や実習等で学んだことをもとに、学生たちは子どもたちに90分間、じっくりと時間をかけて向き合い、充実した制作活動をしていました。日頃学べないことも含めて有意義な時間を過ごせたようです。保護者の方からのアンケートにも、学生たちの対応を認めてくださる感想が多くよせられました。緑栄祭では、さらに幼い年齢も対象として、造形活動を通して子どもたちとふれあう予定です。

発達教育学部 教授 森高 光広

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つくったものでたのしくあそぼう! (4歳児)

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ビー玉迷路制作中! (小学校2年生)

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紙粘土で何つくろうか (小学校1年生)

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うまくつくかな? (5歳児)

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すてきなドールハウスができました (小学校4年)

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コトコト人形です(4.5歳児がつくりました)

 

参加した学生の感想から

今回の公開講座では、小学校4年生と一緒にドールハウスを作りました。最初は何の材料を使えばよいのか、中身(家具等)をどう作ればよいのか悩みました。実際に子どもと一緒に作ってみると、子どもたちの発想はとても豊かで、新しい発見がありました。ハサミで材料を切る時も子どもによって手先の発達の違いがあり、同学年でも個人差があることがわかりました。自分の家から持ってきたものでドールハウスの飾りつけもしました。フェルトで作ったお花を壁に着けたり、カーペットを工夫したりする等、とても可愛いドールハウスが仕上がりました。内装、外装も全て仕上げた子どもいました。時間的に全て仕上がらなかった子どももいましたが、みんな満足そうに笑顔で持って帰りました。保護者にも見せて嬉しそうでした。私も一緒に作ってみて、出来たときの達成感や子どもたちの笑顔がとても印象的で、よい経験ができたと思います。今回の経験を生かして、緑栄祭に繋げたいと思います。

発達教育学部 4年 寳田 有理沙(森高研究室)

 

今回、初めて公開講座に参加しました。準備の際、子どもたちの年齢にあわせ、どのような活動をして、どうやって教えたらよいか考えるのが大変でした。紙コップの「コトコト人形」では、粘土を輪ゴムにくっつける時に子どもだけでは難しくて出来ないところもありましたが、さりげなくサポートすると完成出来て、たのしく活動しました。好きなように模様をかいてみようと提案すると、子どもながらに自由な発想でかき、こんな表現があるのかと学ぶところもありました。私は、大学生になって初めて子どもと関わり、うまく対応できるか不安でしたが、子どもたちの積極さや笑顔に、私自身も一緒にたのしむことができました。また、保護者の方からもたのしかったと言ってもらえて、これからの活動にも積極的に参加したいと思いました。

発達教育学部 1年 鈴木 楓香(造形表現サークル)

 

私は4歳児の担当で、最初はうまく教えられるか不安でした。心配していたはさみも上手に使えていて、それぞれ個性的な作品ができあがりました。にこにこたのしそうにつくる姿を見て、私もとても温かい気持ちになりました。最後は大事そうにおもちゃを持って帰ってくれました。このおもちゃでたくさん遊んでくれたら、嬉しいです。この気持ちを忘れずに、これからのボランティアもがんばりたいです。次はどんな子たちに出会えるかたのしみです。

発達教育学部 1年 勝又 瑞穂(造形表現サークル)

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