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大学 発達教育学部 笑顔一杯!小学校の放課後活動に参加しました

大学 発達教育学部

9月17日雨の中、小倉小学校の「わくわくキャンパス」に学生と一諸に参加してきました。この活動は主に木曜日の放課後に地域の方がコーディネーターやスタッフとなって高学年児童に様々な体験をさせるものです。今回、造形表現サークルと森高研究室、有志学生とともに90分の造形活動を実践してきました。コーディネーターの方からも「地元の大学の学生さんと一緒に楽しく創作活動ができて、小倉わくわくキャンパスにとって大変有意義なひとときでした。スタッフの方々からもとても面白い活動だったと大好評でした。学生さんたちは明るく丁寧に優しく子どもたちと接してくださり、子どもたちが大きいお姉さんたちと楽しそうにおしゃべりして馴染んでいく様子は、見ていてとても微笑ましかったです。」と感想をいただきました。今後も機会があれば積極的に関わり、学生にとっても学びが多い場を大切にしていきたいと考えています。

発達教育学部 教授 森高 光広

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きれいにできた


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みんなで協力


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広告紙も使いよう


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真ん中に色をつけてかっこよく


 

学生の感想から

今回は4、5、6年生合同で、新聞紙で色々なものをグループに分かれて制作しました。グループごとに星や蝶々を作った際、星に顔を付けたり、新聞紙を長細くして、星の横に置いて流れ星にするグループもありました。その他にも長細くした新聞紙を使って、作ったものをかたどるなどしているグループもありました。蝶々作りの際、全体的に見た時に「なにか違う」という声が上がりました。何故、蝶々に見えないのかを考え「羽が大きくない」、「もっと膨らみがある」等の具体的な声が上がりました。高学年ということもあり、一人ひとりが自分は何をしたらいいのだろう、何処を作れば良いのかを考えて行動する姿が多く見られました。グループごとに何を作るか相談する際も、桜の木を作りたい等の具体的な案がでました。作りたいものだけではなく、制作した後の情景も考えながら作る姿を見て、発想力がとても豊かなことに驚き、私自身も子ども達から学ぶことが多くありました。

発達教育学部4年 寳田 有理沙(森高研究室)

 

はじめは少し戸惑っているような姿が見られましたが、学生が一緒にやることで理解し、自分達から考え活動していく姿が見られました。幼稚園の時とは違い自分達で考え、グループで話し合って作品を作っていて、色付きのものが出来たときには、他の色も作りたいと探して作っていました。そのため、他のグループの作品を見た時に私のいた班はいくつか色があってカラフルでキレイな作品ができあがっていました。同じ形を作っていても大きさや新聞紙の使い方により全く違った作品になるので見ていても楽しめると感じました。グループだからこそイメージを共有して作成することが大切になりますが、自分だけでは思いつかない考えもあるので、楽しみながら新しい気づきができると学びました。

発達教育学部3年 藤井 英里香(森高研究室)

 

今回は4、5、6年の高学年ということで私たち学生が「◯◯つくろう!」「◯◯作ってみる?」など学生が提案しなくても「蝶々の横に花をつくりたい!」や「太陽つくる!」といった子どもから「◯◯作りたい」という声がでました。そのため学生に頼らず子ども達が自分で考えて作業することが多いように感じました。その1つに「桜をつくりたい!」という一言から「じゃあ桜吹雪も写真に載せようよ!」と広がって、写真を撮る瞬間に桜吹雪に見立てた新聞を散らすというアイデアがでました。このアイデアは大人にも、学生にも出なかったアイデアだったので子どもの発想力には驚かされました。子ども1人の発言からみんなで協力して作業をする場面が見られたので良かったです。また、6年生が意見をまとめるという場面も見られました。6年生は下級生の意見も取り入れながら指示をしていたので異学年の交流だからこそ見られた光景だったと思います。 活発に作業をする子とは逆に、あまり自分から作業をしない子も中にはいました。その子に「星のどの部分つくる?」と聞くと、悩んだ様子だったので「じゃあ一緒にこの部分作ろうか!」と声をかけて一緒に作業しました。
何度か作業していると、最後には「一緒にここ作ろうよ!!」と子どもから声をかけてくれたので嬉しく感じました。学生がいることで、1人では出来ないことも挑戦できるのかなとも感じました。今回の活動は子どもが、「ここをこうしたい、あぁしたい」といった子ども同士で話し合って作業が出来ていました。そのため学生が支援しなくても、子どもと同じ立場で一緒に活動できたと思います。

発達教育学部2年 近藤 里美(造形表現サークル)

 

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