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大学 発達教育学部 PC室での授業風景を紹介します

大学 発達教育学部

発達教育学部の後期の授業、「情報機器演習」での様子です。この授業の目標は、将来教職に就く者が知っておくべき情報機器の特性や扱い方を学ぶことです。PCの知識や常識、操作など、基本(スタンダード)とはどういったものかについては歴史が浅く、また苦手意識のある人も少なくありません。特にインターネット(ネットワーク)での情報のやり取りは目に見えず、理解しにくいところがあります。そこで、「目に見えるようにしてしまおう!」という取り組みを行いました。各自がPCやスマートフォンなどの端末になり、ケーブルのかわりに毛糸を手に持って繋がっています。繋がった人は手を上げて、ネットワークに参加していることを表明しています。

 

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とんがり帽子をかぶっているのは、「サーバ」役の人です。かぶったとたん、クラスメイトから「落ちるなよ、落とすなよ!」と声がかかりました。サーバの重要性がよくわかっていますね。

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インターネットで情報が伝達する仕組みを、毛糸玉で実際に行ってみました。うまく写っていませんが、電子メールに見立てた毛糸玉を投げて、毛糸で繋がっている人を通じてリレー方式に渡しています。

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この授業後、学生アンケートを実施したところ、「可視化されてわかりやすかった」という意見が多数ありました。このワーキングで、ネットワーク上の情報がどのようなものかが理解でき、気をつけなければならないこと(情報の拡散やコピーの扱い、セキュリティの仕組みなど)の意味がうまく伝わったようです。PC室での授業は座って行う作業が多くなりがちですが、たまには身体を使った演習も楽しんでもらえたかなと思います。

発達教育学部 准教授 川口 由起子

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