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被災地ボランティア活動 ~田村市の障害者施設における活動~

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植草学園は、東日本大震災の復興支援活動に学園を挙げて取り組んでいます。
特に福島第一原発の警戒区域から集団避難されている知的障害児・者への支援は、社会福祉法人福島県福祉事業協会と連携し、平成23年鴨川市における活動から始まり積極的に継続しています。
平成24年より福島県相馬市・いわき市・田村市の知的障害者施設に赴き、義援物資や古着等を届け、さらにボランティア活動やレクリエーション活動を行ってきました。今年度は田村市を訪れ、大学・短大生54名・卒業生3名・教員1名が「Summer Festival in TAMURA」として交流を深め、各々が福島の地を訪れる意義を胸に刻んできました。

植草学園大学/植草学園短期大学
学生委員会

参加者の感想

私は今回で3回目の参加になり、今年はリーダーとして参加させて頂きました。当日まで計画を練り続け、不安もありましたが、3日間を通し利用者の方々の笑顔を見ることができとても嬉しかったです。福島のみなさんに、元気や笑顔を届けることが私たちのできる最大の支援だと改めて感じ、これからも継続していかなければならない活動だと強く思いました。また、多くの方の支えによってこの活動は成り立っています。職員や利用者の方々、学園や先生方、そして学生のみなさん、本当にありがとうございました。

ボランティアサークル「じゅり’s」リーダー
発達教育学部 発達支援教育学科 3年
野老朱理

 

私は利用者さんと学生が関わっている姿を見ることが大好きです。なぜなら、両者がとても素敵な笑顔だからです。幹部として参加させていただいた今回の福島ボランティアでは、そんな素敵な笑顔を生み出せるのかとても不安でした。しかし、先生、卒業生、先輩方、友達、後輩など、みんなで力を合わせ、それぞれが利用者の方々との関わりを楽しんでいました。私はそれがなによりも嬉しく、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

ボランティアサークル「じゅり’s」サブリーダー
福祉学科 児童障害福祉専攻 2年
菅谷咲希

 

私は、昨年に引き続きWelfaresの一員として踊りました。今年のWelfaresは2年生しかいなく、少ない人数での参加となり練習も十分に出来ない中、2日目のレクリエーションとなりました。不安ばかりが募りましたが、私たち自身も笑顔で楽しもうと踊りました。利用者の方々と踊るあの特別な時間は、福島被災地ボランティアに参加したからこそ、Welfaresだからこそ、味わえたとても貴重な時間だと思います。この素敵なボランティアが毎年、みなさんの心に残り受け継がれていくように願っています。

チア・ダンスサークル「Welfares」リーダー
福祉学科 児童障害福祉専攻 2年
本澤紗希

 

私にとって今年が5回目の福島でのボランティアでした。今までは自分が頑張ろうという思いで必死でしたが、卒業生として参加した今年は、昨年までより一歩引いた目線でボランティアを見ることができ、レクリエーションや学生との関わりを楽しんでいる利用者さんの笑顔をより多く見られたように感じました。また、学生の頑張る姿を見て、自分もここで学んだことが沢山あり、今でもそれが役立っていると再確認することが出来ました。

発達教育学部 発達支援教育学科
平成29年3月卒業6期生
吉田翔さん

 

 

福島民報社平成29年9月2日付

福島民報社平成29年9月2日付
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