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大学 発達教育学部 保育実践演習の様子から

大学 発達教育学部

保育実践演習は4年次に配当されている科目で、保育士資格取得希望者は必修です。総合的な実践力を培い、学びの集大成となる学修が求められます。その形態ですが、5名の教員による講義室での授業以外に、グループ演習があります。履修学生のうち8名が、船橋市にある障害者支援施設、大久保学園での見学・体験に参加しました。園長先生、支援員の職員の方からの施設の概要、障害者福祉をめぐる現状等についてのお話と施設見学後に、利用者の方が行っている通常の作業を学生が体験させていただきました。学生はすでに幼稚園、保育所、福祉施設での実習をすべて終えておりますが、利用者の方の作業への取り組み、そして職員の方とのやり取り等を目にすることにより、実習経験に加え、さらなる学びが多くあったようです。大久保学園のみなさま、ありがとうございました。

発達教育学部 教授 宮下 裕一

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子ども向け雑誌の付録の袋詰めをしています。

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パーツを組み合わせてキャップを作っています。


 

参加学生の感想

大久保学園での見学体験を通して、それぞれの施設に特色があり、施設によって全く違うということを改めて感じました。利用者の方の姿を見ても生き生きとした方が多く、職員の方との関係もとても良いと思いました。施設にはその施設の良さがあり、施設長さんからは、職員の方をとても誇りに思い、自慢だというお話もお聞きしました。作業を手伝わせていただいた際には、利用者の方とコミュニケーションをとりながら作業をすることも大切で、正確で早い作業だけが全てでないことも学びました。また利用者の方同士でコミュニケーションをとり、教え合いながら作業をする姿も見られました。
これからの社会福祉や介護の支援の担い手としてのあり方など、まだまだ残りの学生生活の中で学ぶべきこと、考えていくべきことはたくさんあると感じることができた貴重な時間になりました。

発達教育学部4年 酒井 理和

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