短期大学

福祉学科(地域介護福祉専攻)

地域包括ケアシステムの先導役を担えるような、地域社会とのつながりを大切にする介護福祉士として大きく成長してください。

5年前に祖父が亡くなりましたが「何もできなかった」という後悔があって、高校2年生の時に老人介護施設でボランティアをしました。そこで人のためになる素敵な仕事だと思ってめざすことにしました。

福祉学科 地域介護福祉専攻/新井日陽李

新井 日陽李(2020年3月卒業 20期生)
千葉県立松尾高等学校出身

興味がある授業は?

人の「こころ」をテーマにした授業に興味があります。介護の仕事にも、とても役立つと思うのでよく勉強したいです。そして、将来は人のこころが分かって、多くの方の役に立てる介護福祉士になりたいです。

植草学園を志望した理由は?

オープンキャンパスや高大連携授業に参加して、明るくて自然も豊かで素晴らしい環境だと思いました。それに先生方もやさしいし、先輩方も楽しそうに授業を受けているのを見て、いいなと思いました。

学びの特色

高度化・多様化する介護ニーズに対応するために。

介護福祉士国家試験受験資格のほか介護保険事務士、健康管理士一般指導員、レクリエーションインストラクター、ピアヘルパーなどの資格を取得できます。

地域福祉の視点で介護を考える素地をつくります。

住み慣れた地域で暮らし続けられる支援を重視し、そのために必要な情報力、想像力、創造力を身につけ、ご本人の気持ちを大切にする関わり方を学びます。

「いま」を理解し、社会の動きに対応できる力を。

高齢世代の思いを知るために地域活動に参加したり、現場で実際に働いてみるワーキング・スタディなどで、社会の動きに対応できる力を養います。

本専攻で取得できる資格

  • 介護福祉士国家試験受験資格
  • 社会福祉主事任用資格
  • 介護保険事務士資格

 

その他の取得可能な資格

  • レクリエーション・インストラクター資格※
  • 健康管理士一般指導員資格※
  • ピアヘルパー資格※※
    ※必要な科目を履修した場合に取得可能となる資格です。
    ※※必要な科目を履修し試験に合格した場合に取得可能となる資格です。

未来の職業

  • 介護施設や老人ホームなどで介護を担当する介護福祉士
  • 利用者さんの自宅に訪問して介護を行う介護福祉士 など

さらに経験を積んで学ぶことで、サービス提供責任者、認知症ケア専門士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、認定介護福祉士などにステップアップすることもできます。

 

 

インタビュー 植草ってどう?

娘と変わらない年頃の同級生と共に学んでいます

平成30年度 ワーキングスタディ生として入学
箕輪 朋代父の闘病、祖母の施設入所、高齢者の抱える問題が、私の身近になってきたことで高齢者についていろいろと考えるようになりました。そして、二人を見送った後に、“自分に高齢者ケアの知識があったなら、もっとしてあげられたことがあったのではないか”という思いが強くなり、介護福祉士をめざそうと思いました。
そんなとき、高校生の娘が持っていた「働きながら学べるワーキングスタディ生」のパンフレットを目にし、全く知識のない自分が現場を見ながら勉強できるところに魅力を感じ、ワーキングスタディ生として入学しました。
勉強と仕事、家事の両立は大変な面もありますが、子育て中に鍛えられた忍耐力が辛い時の自分を支えてくれます。また、自分の子どもと変わらない年頃の同級生から、年齢を重ね少し偏り気味になった思想を柔軟にしてもらう刺激を受け、とても学びが多いです。

植草学園短期大学には学生駐車場が完備されているので、私は車で通学しています。介護実務先の施設までは、自宅から約35分、学校からは約25分です。
水曜日・金曜日のスケジュール

箕輪 朋代

利用者さんに信頼され、一緒に楽しめる介護福祉士になりたい

平成30年度 ワーキングスタディ生として入学
宮口裕香(1年)千葉県立千城台高等学校出身家庭の経済的事情で高校を卒業したら就職しようと考えていましたが、「植草学園にはワーキングスタディという方法があり、学びながら介護の現場で働き、そこで得たお金と奨学金で授業料などをまかなうことができる」と高校の進路担当の先生から教えていただき進学することにしました。
介護職に就きたいと考えたのは、母が介護の仕事をしていることと、祖母が通っているデイサービスセンターでボランティアをしたことがきっかけです。母の仕事は大変そうでしたが、毎日とても楽しそうに働いていましたので、私も介護の仕事がしたいと考えるようになりました。
植草学園では、丁寧な授業を受けられて理解しやすいのはもちろんですが、先生が身近にいて、すぐに質問ができたり相談にのってもらえるため、とてもありがたく心強いです。
働きながら学ぶことは大変ですが、現場で実務の経験を積むことは勉強にも大いに役立つと思いますので、がんばっていきたいと思います。そして、コミュニケーションのとり方や、利用者さんも自分も危険にさらさない技術などを積極的に学び、信頼されながら一緒に楽しめる介護福祉士になりたいと思います。

宮口 裕香 (1年)
千葉県立千城台高等学校出身

学科長からのメッセージ

専門性と地域福祉の視点を併せもった介護福祉士を育てます。

福祉学科長 地域介護福祉専攻主任 布施 千草多くの人は、年老いても、障害や疾病があっても、住み慣れた地域で自分らしく暮らすことを望んでいます。そうした、地域で育んだ「その方の物語」を支えるため、本専攻では地域福祉の視点から介護の問題に向き合える介護福祉士を養成します。全国の介護福祉士養成校373校(平成29年度)のうち、ただ1校、専攻名に「地域」と冠しているのはそのためです。介護福祉の理念は「その人のもてる力を最大限引き出し、環境との関わりが良好に保てるよう調整し、社会の中でその人らしく生きることを支援すること」にあります。介護福祉の理論と実践を学び、生きがいも支援できる介護福祉士をめざしてください。

 

福祉学科長 地域介護福祉専攻主任 布施 千草

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