トピックス

「植草学園大学 海外学術集会等研究発表助成」を受けてオーストラリアで学会発表を行いました

トピックス NEWS大学 発達教育学部

20257月9日~11日にパース(オーストラリア)のEdith Cowan University で行われた2025 Asia-Pacific Symposium for Music Education ResearchAPSMER)に参加しました。APSMERは、アジア太平洋地域の音楽教育研究者の学術交流を目的に1997年に設立されました。2年ごとに、韓国、日本、香港、中国、台湾、シンガポール、マレーシア、アメリカなどで開催され、2007年からはISMEInternational Society for Music Education)の地域会議と位置づけられています。

15回となる今回は、Being and Becoming Musical in a Posthuman Era をテーマに様々な研究発表等が行われました。特にAIと人間との関係をテーマにした研究が多かったと感じます。

学会では、阪井恵教授(明星大学)、村上康子教授(共立女子大学)と合同でポスター発表を行いました。本学の「音楽科指導法」でカトカトーン(教育芸術社の提供する無料Webアプリ)を活用した授業を行い、「音楽でもICTを活用して個別最適な学びを実現したい」など、学生たちの授業実践への意欲が高まったことを報告しました。

「植草学園大学 海外学術集会等研究発表助成」は、令和7年度に新設された制度です。その第1号として、大学からの助成を受けて海外学会で発表できたことに深く感謝しています。諸々の支援してくださった大学と大学教職員の皆様、そして、研究協力を承諾してくださった令和6年度「音楽科指導法」履修者のみなさん、本当にありがとうございました。この貴重な機会での学びを活かして、さらに研究と教育活動に精進していきたいと思います。

発達教育学部 教授 高木夏奈子

ページの先頭へ