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東京学館高等学校の生徒さんと植草学園大学の学生とのコラボ授業を展開!

トピックス大学 発達教育学部

topics_20150511_04東京学館高等学校では、総合学習の一環として、上級学校の授業を体験して、進路指導に役立てる取り組みを行っているとのことです。 そこで今回、東京学館高等学校の生徒さんが植草学園大学に来学して、「道徳教育指導法」の授業を体験しました。
お話をいただいた時、大学生の後方で聴講したいということでしたが、「高校生と大学生が一緒に学ぶチャンスはめったにない!」と思い、奇数列を大学生、偶数列を高校生と座席指定しました。これは授業の途中で行う「聴き合い活動」に生かすためです。
授業の中盤、道徳教育の事例について話をした後、「あなたが学級担任だったら、どうするか?」について個人で考え、小グループでの「聴き合い活動」をしました。グループは、座席の前後4名ずつ組んで構成します。つまり、高校生と大学生が2名ずつのメンバーとなります。

 

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(聴き合い活動の様子)

 

はじめこそ、緊張した様子でしたが、授業が進むにつれてリラックスした表情になり、大学生と共に有意義な学びができたことと思います。「聴き合い」を通して、視野が広がり、自分の考えが深まることを実感してもらえたら嬉しいです。授業の終わりにグループ活動をした大学生と握手をする光景が見られてとても素敵でした。
お互いによい刺激を受け合い、貴重な体験となった今回の「コラボ授業」。東京学館高等学校の生徒さんのおかげです。本当にありがとうございました。

発達教育学部 講師  村上悦子

 

(生徒さんの感想)

  • 大学生の方と一緒に授業を受けて、聴き合い活動で、大学生の意見を聴いたり、自分の意見をちゃんと言えたりしてよかったです。よい経験になりました。
  • 初めて大学の授業を受けさせてもらい、新鮮で楽しかったです。特に聴き合い活動は初めての体験で、私は自分の意見を言うは苦手ですがとても楽しくて良かったです。大学生になるのが楽しみになりました。
  • 大学生と聴き合いをして、大学生の考え方が奥深くてすごかったです。道徳ってとても大事だということが学べました。
  • 今まで道徳の授業は、児童・生徒の立場でしか考えたことがなくて、教師の立場での考え方などが知れてよかったです。始まる前は90分は長いと思っていたけど、聴き合いなどがあり、楽しくて思ったより早くてびっくりしました。
  • 最初は90分って長いなと感じていましたが、授業が始まると、「自分で考える時間」というのがあって、そのあと「聴き合い活動」があり、たくさんの意見が聴けたので視野を広げることができました。いろんな人の考えを基に、自分の考えをしっかりもてる人になりたいなと思いました。

 

(大学生の聴き合いについての感想)

  • 高校生の授業を受ける姿がすごく真剣で、素晴らしいなと思いました。
  • 高校生と聴き合い活動をして、楽しく授業を受けることができました。今の高校生ははっきりと自分の意見や理由が言うことができて感心しました。
  • 今回、高校生と一緒に聴き合い活動を行い、いつもとは違う意見が聴けて新鮮でした。
  • 大学生と高校生で聴き合い活動をしました。たくさんの意見を取り入れることができ、その上で高校生と会話の中から、あらためて道徳と聴き合い活動の大切さを実感しました。
  • 高校生との聴き合いを通して、年齢や世代も違うけれど考え方がとてもしっかりしていて、自分とは違う「良い価値観」が共有できてよかった。

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