植草学園のピア・サポート活動
2015.12.21(9年前)
植草学園入試・広報課
植草学園にはピア・サポート活動があります。在学生は入学時にピア・サポーターの存在を知った方も多いのではないでしょうか。ピア・サポートのピアとは仲間という意味であり、ピア・サポートとは仲間が仲間をサポートする活動のことです。ピア・サポートによって得られることの1つに「自己有用感」があります。同じ立場の者同士が助け合うことによって得られるこの自己有用感は「自分も人の役に立ててよかった」「認めてもらえてうれしかった」「必要とされていると感じた」などの感覚です。この感覚は他者の存在と他者との交流を前提として生まれます。植草学園は、将来、対人援助職をめざす学生がほとんどです。将来に渡り、ピア・サポートを含めた対人援助の具体的実践活動の担い手として育ってほしいと考えています。「支え合い、学び合うかかわりを通して、お互いに成長していく」ことの実際を学生時代に体験しておくことは大事なことです。
ピアペルパーサークルでは新入生に対して入学時に、健康診断・履修ガイダンスを始めとして様々な活動をしています。
フレッシュマンセミナーにもピアヘルパーサークルとして積極的に参加しています。
「助けることで助けられている」「支えることで支えられている」双方向の人間関係は、対人援助職として基盤になります。
大学の緑栄祭においてもコーナーを開設して活動報告や魅力をアピールしました。
研修活動もしています。
試験勉強の勉強会も開いています。
12月6日(日)は本学を会場にしてピアヘルパーの資格試験が行われました。毎年多くの学生が受験します。
わざわざ遠方の会場に行かなくてもいつものキャンパスで受験できるのです。
在学生のみなさん。もし、今からでも関心がある、やってみたいということであれば、いつでも大歓迎です。お近くのピア・サポーターに声をかけてください。
来年度新入生となる高校生のみなさん。何も心配することはありません。ピア・サポーターの学生が親切に、あなたの身になってサポートします。今からみなさんにキャンパスでお会いできるのを楽しみに待っています。
社会人のみなさま。平成28年2月13日(土)に本学にてピア研修会を開催します。どうぞ、どなた様でもおいでください。
発達教育学部 准教授 栗原 ひとみ