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2022(令和4)年度千葉県長期研修生 -植草学園短期大学で学ぶにあたって-

短大 こども未来学科

植草学園短期大学こども未来学科には『インクルーシブ』を学べるという大きな特色があります。学生は保育・教育の知識・技術に加えて「障害のある子どもも包み込む(インクルーシブできる)支援」「特別支援教育」等についても学んでいます。
本学では、各地の教育委員会・教育センターから委託され、現職の小学校や特別支援学校等の先生方を研究生として受け入れています。県内外の先生方が委託研究生として本学で学び、本学の教員・学生とともに、研究テーマを追究しています。
今年度も2名の現職の先生が研究生として植草学園短期大学に在籍し、研究を深めていきます。研究テーマも含めて、自己紹介をしていただきました。

研究テーマ
『コミュニケーションにおける意識化の工夫―特別支援教育オンライン交流学習を通して―』

香取市立佐原小学校 教諭  方波見直也

令和4年度長期研修生として、植草学園短期大学の佐藤愼二先生のもとで研究をさせていただくことになりました。急速なAIの発展やGIGAスクール構想などにより学校においても情報社会が身近なものになっています。子どもたち一人ひとりが自分の課題に合った学習ができるようICT機器を効果的に活用しながら指導にあたっていきたいと思っています。
私が取り組む研究は、「コミュニケーションにおいて対面とオンライン上でどのような違いがあるのか。」というものです。対面でのコミュニケーションを得意とする子ども、オンラインの世界では違った一面を表現できる子どもなど、その実態は様々です。その子どもが得意とする場所や表現方法を見つけてほしいと思っています。
学びを深める機会を与えていただいたことに感謝しております。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

 

研究テーマ
『通常学級において教育的ニーズのある児童に役立つユニバーサルデザインを生かした授業の創造―視覚と聴覚による支援を交えた効果的なICT活用の在り方―』

習志野市立谷津小学校 教諭 土井 淳

令和4年度長期研修生として、植草学園短期大学の佐藤愼ニ先生のもとで研究させていただくことになりました。 通常学級において、困り感を抱える児童の学習をどのようにしたら意欲的に変化させることができるのか。GIGAスクール構想により1人一台のタブレット端末が配布され児童生徒を取り巻く環境が大きく変わった今だからこそ、ICTを積極的に活用して子どもたちの学習意欲を更に高めていきたいと考えております。
佐藤先生の「発達障害を含む配慮を要する子どもには『なくてはならない支援』であり、どの子にも『あると便利で・役立つ支援』である」という教育のユニバーサルデザインの定義に感銘を受け、授業にどのように取り入れていくかを研究させていただきます。
この1年間しっかりと学び、多くの子どもたちに還元できるよう精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


方波見先生    佐藤教授    土井先生

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