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実習で活用したい「手あそびうた集」を作成しました! ―発達教育学部 幼児教育・保育コース「表現の領域と指導法」の授業紹介―

NEWS大学 発達教育学部

実習で活用したい「手あそびうた集」を作成しました!

―発達教育学部 幼児教育・保育コース「表現の領域と指導法」の授業紹介―

発達教育学部 教授 高木夏奈子

発達教育学部の幼児教育・保育コースでは、保育者養成課程における「表現」の領域の学修として2年次に「表現の領域と指導法」を学びます。この科目は、それぞれ音楽・造形・身体表現を専門とする3人の教員がオムニバスで行っています。

音楽の授業回では、実習で活用したい「手遊び」の模擬保育を行いました。学生のそれぞれが「笑顔で」「動作を大きく」「聴き取りやすい声で」「自分自身も楽しむ」などの目標を意識しながら発表します。子ども役としても手遊びを行うことで、他の学生の支援のよいところに気づき、それを自己の発表に取り入れようとする姿勢が感じられました。

模擬保育に加え、自分が発表した曲の遊び方のレシピを紹介する冊子「手あそびうた集」を毎年作成しています。曲を紹介するために楽譜の書き方を復習し、参考文献の書き方も確認しますが、一人ひとりの学生が工夫をこらした遊び方の説明文とイラストに魅力を感じています。今年も表紙・裏表紙を学生が描いて各クラスの「手あそび歌集」が完成しました。この冊子を現場で活用し、子どもに寄り添って共に表現を楽しめる保育者に育ってほしいと願っています。

A組の表紙と裏表紙】

 

 

 

 

 

 

 

 

B組の表紙と裏表紙】

 

 

 

 

 

 

 

【授業紹介・表紙を作成して】

・授業では、手遊びや歌を歌う時間があります。昨年の授業では手作り楽器等の製作もしました。ワクワクすることがたくさんあって、自分自身の保育に対する意識をより高めることができる授業です。それらをふまえて、楽しそうな雰囲気を出せるように表紙・裏表紙を描きました。(2年生 A組の表紙・裏表紙を担当MAさん)

・歌を歌うだけでなく身体も使い、遊びも取り入れて楽しく学ぶことが出来る授業です。また、季節のうたに触れたりして、知らなかったことを沢山発見出来ます。表紙はこの冊子から様々な思いが届くと良いなと思い描きました。(2年生 B組の表紙を担当RMさん)

・保育者になるために必要な技術が学べる授業です。手遊びや歌を授業でたくさん練習できるのは実習に向けて大きなアドバンテージになります。自分にできるか不安でしたが、裏表紙を完成させることが出来ました。(2年生 B組の裏表紙を担当YTさん)

 

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