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大学 発達教育学部 授業紹介「進路指導論」

大学 発達教育学部

「進路指導論」 発達教育学部 児童教育専門科目

昨今、学校教育において「キャリア教育」の大切さが言われています。今日は教科の学習とキャリア教育にはどのようなつながりがあるのかを考える時間にしました。
授業は「勉強は何のためにするのか」の問いから始まりました。そして、各教科の内容とキャリア教育とのかかわりについてグループで話し合いました。その様子と学生の感想を紹介します。

大学 発達教育学部 発達支援教育学科 教授 桑田 良子

 

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・「なぜ、勉強しなくてはならないのか」ということを改めて考える時間をもらいました。子どもになんて説明すればよいのかわからなかったので、考えるいい機会になりました。もうすぐ実習なので子どもにもし突然聞かれても答えられなかったと思いますが、今日学んだことを伝えていきたいと思います。丸 剛士

・各教科の学習ではどの科目も将来につながっていることを知り、先生方はそのイメージをもちながら指導していかなくてはいけないのかなと思いました。伊藤 正篤

・小学生のころ、社会科や算数は何のために勉強しているのだろうと思っていました。考えること、論理性が身に就くなど自分では気づかないことが身についていることを知りました。教える側はこのようなことを知っていなければよい教育はできないと感じました。横田 咲佳

・各教科はそれぞれ独立して、勉強していると感じていたけれど、教える立場に立って考えてみると、各教科が相互に関連しあい、勉強以外にもさまざまな能力だったり、キャリア教育に関することを取り入れたりしていることを実感しました。教科等の指導の中で意図してキャリア教育に関することを取り入れ、児童にさまざまな力が身につくように指導していくことが大切だと感じました。
勉強に関することでも児童がなぜ自分は勉強する必要があるのかという疑問を抱き、そのことを児童自身が理解することで、生活するうえでの目標が一貫し、日々の生活が児童にとって豊かになっていく。キャリア教育は職業に関することだけでなく、児童の生活を豊かにする意図も含んで教科と関連して行われているのではないかと感じました。山本 弓恵

・各教科が将来の職業についてどのように役立つかを学んだ。この内容は昔から疑問に思っていたことだったので、グループで考えることによって自分なりに答えを見つけられた。授業一つひとつには「生きる力」に必要なことがしっかり組み立てられていると改めて実感した。自分の国や他国の文化を知ることもできるし、人間性やモラルなども学べる。さらにコミュニケーション能力も学べるので無駄がないことに感動した。高本 亮

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