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大学 発達教育学部 風の子放課後児童クラブの研修会に参加しました

大学 発達教育学部

子育て支援の新しい制度が4月から始まり、放課後児童クラブも拡充されることになりました。小学校での生活を終えて、家庭に帰るまでのひととき、子どもの「ただいま!」に、「おかえり!」と職員の方が迎えてくださるところです。もちろん、放課後児童クラブの子どもたちの中にも、いろいろなこどもたちがいます。学校生活のように、学年毎に決まったカリキュラムがあって過ごす場所ではないだけに、年齢を超えた子ども同士の関わりが豊かな場所であり、デジタルのゲームがなく、アナログな遊びを充分に楽しむことができるという点も大きな魅力です。
いろいろな年齢の子ども同士が、いろいろな遊びを通して、放課後や長期休業中に生活する場所は、小さな共生社会と言えるのではないでしょうか。風の子放課後児童クラブ(4つのクラブにわかれています。)には、障害のある子どもも含めて、いろいろな子どもたちが通ってきています。職員の方たちは、クラブの中での友だち関係作りを大切に、子どもたちの生活を支援なさっています。
今年度2回、職員の方たちと研修の機会がありました。2回目は、それぞれのクラブから事例を出し、子どもの困難がなぜ、どんな要因で起きているのか、みんなで一緒に考え、智恵と心を寄せ合い、支援の方向を見つけていきました。特別支援教育が大事にする「チームで支える」という視点の良さをそれぞれが実感し、学校の職員とも連携を図っていこうということになりました。
在校生の春休み、そして新1年生にとっては入学式までの時期を安心して過ごせる場所が、放課後児童クラブです。
このように子どもたちを支える放課後児童クラブの存在の意味と魅力も学生に伝えていきます。

発達教育学部 准教授 加藤 悦子

 

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智恵を出し合い、心を寄せ合い・・・

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