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大学 発達教育学部 ご近所の「のぞみ幼稚園」に自転車で行ってきました

大学 発達教育学部

保育者養成の最後の出口に位置づく「保育実践演習」という科目は、4年生で履修される科目です。この科目は「学生が身につけた資質能力を最終的に確認する」ことが目的となっています。
目的を達成する1つの方法として、保育現場での実践活動が挙げられます。子どもたちと一緒に、応答的な関係で展開する集団保育の一端を引き受けます。学生自らの立案で実践します。立案する際には、まず、園の保育理念を理解することが求められます。なぜならば園の保育理念を根拠にして保育活動は営まれているからです。
今回はのぞみ幼稚園にお伺いしました。勝山先生から事前に園の教育・保育理念についてお聞かせ頂きました。立案するには他にも、考慮することがたくさんあります。集団の人数、実践場所の物理的状況、時間帯、時間配分、時期・季節、保育の流れ、子どもたちの発達の段階、関心のある遊び、動的静的活動のバランス、表現方法、一人ひとりの子どもの個性、等です。学生はそれぞれに意見を出し合って、企画しました。
お伺いした7月3日(金)は大雨。カッパを着て、自転車で、伺いました。
みんなで作った「あめふりくまのこ」のパネルシアターで、のぞみ幼稚園の子どもたちと一緒に歌うことを楽しみました。この歌を歌うには絶好の日でした。子どもたちも、より一層、歌の世界に浸ることができたようです。笑顔がいっぱいでした。そのあとはリズムダンスを踊り、お土産を渡しました。
お土産を手渡す時、5歳児から「あの~、今日お休みのともだちの分ももらえますか」との申し出があり、ともだちを思いやる心情が育っていることが分かりました。

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終わったあと、子どもたちが育てている見事なトマトをご馳走になりました。帰路も冷たい大雨でずぶぬれでしたが、なんだか気持ちはポカポカの1日となりました。のぞみ幼稚園の子どもたち・先生方皆様、ありがとうございました。

発達教育学部 准教授 栗原 ひとみ

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のぞみ幼稚園のゴーヤ

参加学生の声

今回はピアノを用いて、子どもたちと歌ってからパネルシアターを展開しました。子どもたちも私たちも参加しながらでしたので、その分、楽しめたのではないかと思います。私たちの話をよく聞いて、楽しむ時には心から楽しんでいたのぞみ幼稚園の子どもたち。けじめのある素直な子どもたちの明るい様子が大変印象的でした。

発達教育学部 4年 白井 美穂

就職活動等で全員参加ができなかったのですが、空き時間の準備で今回参加できないメンバーにも一緒に準備を手伝ってもらい、短い時間の中で仕上げることができました。1から発表の流れを考えて作り上げることの難しさを感じると共に、試行錯誤しながら作り上げる達成感を感じることができました。学友の司会の話し方・進行の仕方、そして先生方が子どもたちに語りかける間合いや言葉がけが、とてもよい刺激になりました。

発達教育学部 4年 鈴木 愛子

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