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本学教員の論文が研究奨励賞(論文部門)を受賞しました

NEWS大学 発達教育学部

GW中の5月4・5日に東京都の大妻女子大学で開催された第72回日本保育学会におきまして、昨年8月に保育学研究に載った論文が研究奨励賞(論文部門)を受賞いたしました。論文のタイトルは「異年齢保育における幼児の乳児に対する養育的行動」です。0~5歳児が共に過ごす保育場面を観察し、幼児が自分より幼い赤ちゃんにどのように関わっているのかを明らかにした研究です。ご協力いただいた子どもたちや先生方には心より感謝申し上げます。

私は学部生のときに保育所でアルバイトをしていたのですが、実際に子どもたちと関わる中で1~2歳児が0歳児の鼻水を拭いてあげたり、なでたりしているのを見て「自分も小さいのに、なんで赤ちゃんをお世話しようとするんだろう?」と疑問に思ったのがこの論文の研究の始まりとなっています。自分の中での大切な経験から生まれた論文がこのような形で認められ、大変嬉しく、誇りに思います。

この研究奨励賞を契機に、これからも日本の子どもたちを支える保育・教育についての研究・教育活動に尽力していきたいと思います。

発達教育学部 助教

北田 沙也加

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