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小学校で公開授業を行いました!

大学 発達教育学部

10月9日(水)に市川市立菅野小学校において、3年生児童に図画工作科の授業をしてきました。

指定図書をもとに、空の絵を描く内容です。担任の先生のご指導のもと、読み聞かせや調べ学習、実際の空の観察を経て、初めて空や雲を絵の具で表現しました。学生の描いた複数の見本に歓声をあげ、友だちの表現や工夫に関心を寄せながら、自分で考えて工夫し、多様な空を楽しく表現していました。子どもたちの描くさまざまな空に、参観された先生方も感心していました。当日は一般公開だったので、保護者の方も参観されていました。他にも読書感想画担当の毎日新聞社の方や全国SLAの方、フレーベル館の方などたくさんの方が参観されました。子どもたちは緊張することもなく、補助に参加した本学研究室の4年次生にも子どもたちが話しかけ、素直にアドバイスを求めていました。

授業の後で「読書感想画」について参観の先生方や関係者の方たちにお話しし、意見交換などもできて有意義な一日でした。

この様子は、学校図書館速報11/1号にも掲載されます。

発達教育学部 教授 森高光広

子どもの制作から

子どもたちの工夫をこらした空の表現から~同じ空がひとつもない!

○子どもたちの感想

  • きれいな空が描けてよかった。
  • 朝とか昼とかの雲を考えるのが楽しかった。
  • またやりたい。
  • いい作品が出来てうれしかった。
  • 絵を描くのはあまり好きじゃなかったけど、色を考えて作るのが楽しかった。
  • 空の色がよくできてうれしかった。
  • こういう空があったらいいなあと考えながら新しい色を作るのが楽しかった。

○参観された先生方から

  • 森高先生の子どもたちへの言葉かけを拾うだけでも、子どもたちが輝くのが伝わりました。言葉かけで子どもたちの表情が変わっていくのがわかりました。
  • 午後の学習なのに進んで色づくりをして、楽しそうに自分試しをしていた。
  • 絵が苦手と思う子やあまり普段イメージができない……、という子も一生懸命に自分が思う空を表現していたので、とても意欲的に取り組めていた。
  • 「自由に」「思ったように」のびのびと描く様子が本当にすごいなと思いました。
  • 絵を描く自由度が高かった。やっている、やろうとしていることが認められている安心感から進んで挑戦できたと思う。(子どもは)笑顔で手が動いて作品を進めていた。
  • 何より自由に自分だけの空の色を作るということに重きを置いた授業で、とても楽しく参観させていただいた。
  • とても活発に自分の空を語り、手を動かして、3年生がここまで描けるのかとも思った。先生の言葉かけにより、子どもたちがいきいきと自信をもって空を描いていた。

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