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川口 由起子

氏名(ふりがな) 川口 由起子 (かわぐち ゆきこ)
所属学部,職名,所属委員会 発達教育学部 発達支援教育学科 教授
情報委員会ほか
学位(分野) 博士(学術),修士(文学),学士(文学)

学生へのメッセージ

川口 由起子日常会話や、インターネットを介した文字のやりとりで、文字にあらわれない内容を伝えられることを、不思議に思うことはありませんか。この現象を解明するため、分析哲学や情報伝達の理論をもとに研究しています。言葉は理解に深くかかわっています。私たちは、自分以外の人のことや、あまり知らない物事について、先入観や偏見を持ったりします。それらを解消してくれるのも、言葉の役割のひとつです。言葉のやりとりが、病気や障害を持つ人の理解にどのように貢献できるか、模索しています。


現在の研究課題

  • 文字どおりでない意味の伝達と理解
  • 情報機器を利用したコミュニケーション
  • 倫理的判断における理由の分析
  • 病気や障害を持つ人の理解のための言語コミュニケーション

主要著書・論文等

  • 言語哲学 -入門から中級まで-.W.ライカン著. 荒磯敏文,鈴木生郎,川口由起子,峯島宏次(共訳).勁草書房.2005.
  • 情報倫理入門.土屋俊 (監修),大谷卓史 他(共著). アイ・ケイコーポレーション.2012(改訂版2014).
  • 日常言語理解における合理性.科学史・科学哲学 科学史・科学哲学刊行会.2008;21:65-72.
  • 倫理綱領についての再考察.電子情報通信学会 技術と社会・倫理研究会技術研究報告.2009;SITE2009-5:67-69.
  • What Does Google Street View Bring about? -Privacy, Discomfort and The Problem of Paradoxical Others -.Kawaguchi, K., Kawaguchi, Y.(共著).Contemporary and Applied Philosophy.2012;4:19-34.
  • アディクションの特徴と当事者の持つ概念―哲学的分析とその役割―.情報文化論.2012;10:62-73.
  • アディクションの問題をもつ女性に向けた情報提供を目的とするiPhoneアプリの作成.徐淑子,川口由起子,田中紀子,石川公価子,田中恵次(共著).日本アルコール関連問題学会雑誌.2015;17(1):143-149.
  • 共依存における臨床哲学的考察.植草学園大学紀要.2017;9:5-16.

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