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平成25年度千葉県長期研修生・埼玉県長期研修生-植草学園短期大学で学んで

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 植草学園大学・植草学園短期大学では、各地の教育委員会・教育センターから委託され、現職の小学校や特別支援学校等の先生方を委託研究生として受けいれています。

本学・児童障害福祉専攻の大きな特色は、“特別支援教育”“障害のある子どもの支援”等について学べることにあります。

 平成25年度は、3名の先生方が研究生として植草学園短期大学に在籍し、今日的な教育課題を掲げて、本学の教員・学生とともに、研究を深めてきました。過日、県の教員委員会や教育センターでの発表も終了しました。

 学校現場で10年以上も勤務してきた先生方が、さらに再び大学で学ぼうとする姿勢や意欲に学生たちも大変大きな刺激を受けていました。

 先生方、ありがとうございました。

 

 

◆榎本 恵子先生(千葉県旭市立干潟小学校)

研究テーマ「通常の学級に在籍する読字・書字困難を抱える児童を包括する国語の授業づくり-児童のアセスメントとユニバーサルデザインの視点をふまえて-」

 植草学園での1年間の研修は、とても新鮮で充実したものとなりました。教師として、「教える」という立場から、「教わる」「学ぶ」という立場になり、改めて見えてきたことがたくさんあります。「できた」「わかった」時の喜びが学ぶ意欲につながることを、身をもって感じることのできた1年間でした。今後も、子どもたちの思いに寄り添い、「できた」「わかった」を支えていくことができるよう、私自身も学び続けていきたいと思います。1年間ありがとうございました。

 

 

◆柳橋 知佳子先生(埼玉県八潮市立大瀬小学校)

研究テーマ「通常学級で気になる子を支える支援方法と校内体制づくり-ユニバーサルデザインを生かした授業づくり・学級づくりとリソースルームのあり方-」

 この1年間の研修では、さまざまな方との出会いの中で、目から鱗が落ちるようなたくさんの具体的方法や新しい考え方の視点を得て、自分の視野を広げられました。同時に、今までの自分を深く振り返り反省することができた期間でもありました。そして、1番の出会いは佐藤愼二先生です。大変お忙しい中、いつもやさしい言葉をかけてくださったり、話をじっくり聞いてくださいました。心から感謝しております。佐藤先生の「子どもの味方になろう」「子どもの思いを受け止めよう」など、いつも子どもを第一に考える姿勢に、教師としての大切なことを学ばせていただきました。この1年、教師人生の宝物になりました。また、植草学園の先生方、たくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。

 

 

◆渡邉 紀子先生(千葉県御宿町立御宿小学校)

研究テーマ「対人関係に困難を抱える児童の包括的支援-なかまと楽しめるゲームを通して-」

  1年間という限られた期間でしたが、大学での研修は大変充実した時間でした。教育について仲間と話すことや学生さんとの意見交換など、視野を広げ、見方を変えるきっかけとなりました。さらに自分が実践したことに対して教授からご指導いただいたことは、大変貴重な体験でした。今後は現場に戻りますが、どの子も学校が楽しいと思えるような環境を作れるように日々研修を積んでいきたいと思います。

 

 

4月 長研生(児童・佐藤)

左から 柳橋先生  榎本先生  佐藤教授  渡邉先生

 

 

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