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植草学園 特別支援教育研修会「高等学校における特別支援教育~通級初年度の状況-中学校までの支援と連続性を目指して-」を開催しました。(12月7日)

トピックス 大学 発達教育学部短大 児童障害福祉専攻

本研修も昨年度に引き続き2回目となりました。昨年度は,高等学校学習指導要領において「自立活動」を位置づけるなど,「特別の教育課程」の編成が可能となり,小・中学校のように「通級による指導」が実施される前年ということで,文部科学省の調査官や千葉県教育委員会,佐原高校と千葉大宮高校から講師を招き,研修会を開催しました。
今年度は,高等学校における「通級による指導」や,障害等のある生徒への指導・支援の在り方について県内の先進的な取り組みを学び,今後の千葉県における特別支援教育の充実を願って開催しました。参加者は約60名でした。

 

話題提供

千葉県立幕張総合高等学校の宮本充博先生からは、通級の対象となる生徒を把握し、実際に通級による指導を開始するまでの丁寧なプロセスと、「ライフスキルトレーニング」と名称をつけて行われている実際の指導や具体的な合理的配慮の報告がありました。
船橋夏見特別支援学校の山形麻美先生からは、生徒本人のニーズを踏まえ、在籍校の先生方との生徒に関する実態の共通理解を丁寧に積み重ねた取り組みの在り方、葛南教育事務所による地区合同研修会でのネットワーク化の効果について報告がありました。
千葉市立稲毛高等学校の清水範子先生からは、開設、教室開きに至る校内職員の協力、通級する生徒の思考や論理の特徴を関係職員で理解し合っていく職員間の連携が報告されました。

 

指定討論会

千葉県立習志野特別支援学校 望戸千恵美校長、本学発達教育学部 加藤悦子准教授を交えて、参加者とともに今後の課題などについて協議が行われました。周囲の理解が深まる中で、本人の自尊感情を大切にしながら連携を進めることで自己理解が深まること、そのためにも情報の共有が必要であること、合格決定後の葛南教育事務所管内で実施されている中高コーディネーター引き継ぎ会のような中学校との丁寧な引継ぎを心がけたいことなどが出されました。
先進的な取組を進めている3校の実践に勇気づけられた、具体的な方向性が見えたといった感想も聞かれました。小中学校での取組が10年を経て少しずつ充実してきたように、高等学校での特別支援教育が今後、充実していくために、できることから少しずつ積み重ねていくことも確認できたと思います。

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