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剥製作製講座を行いました(2025年3月26日)

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3月26日に千葉県立安房高校・生物部の依頼を受け、剥製作製講座を行いました。当日は10名の生徒が参加し、事故で死んだオオタカ・ツミ・アオバズク・シロハラ・アオジ・エナガ・ハシボソミズナギドリの鳥類の他、哺乳類のハクビシンの剥製作りに挑戦してもらいました。皆、解剖は初めてといっていましたが、メスの使い方等直ぐにコツをつかみ、綺麗に皮を剥ぐことができていました。以下、生徒の皆さんからいただいた感想の一部です。

  • もともと剥製作りを何も知らなかったですが、どんな動物でもやる内容はほぼ同じだということがわかりました。鳥の剥製をたまに見ると、目がちょっと変だなと思ったりすることがあって、でもそれが海外では眼球だけのお店があることも初めて知りました。剥製を作れる人が減少しているのはとても残念なことで、より社会的な地位を確立させる必要があると思いました。自分だけではなかなか体験できないことだと思ったので、1部活としてみんなで楽しく作業することができ、とても楽しかったです!
  • 各鳥の生活スタイルによる筋肉の付き方の違い、骨の構造の違いなどが実際に見ることができ、とても興味深かったです。
    そして、いままで腐乱しているミズナギドリの遺体しか見たことがなかったので、綺麗なものが見られて良かったです。
  • 今回の剥製作りを通して骨の構造や筋肉の付き方などを実際に見て知ることが出来て良かったです。また種によって食べているのだったり匂いなど特徴が色々あり面白かったです。
  • 普段は鳥の皮を剥いだりメスを使って中身を取り出すなど、絶対にできないような体験ができて楽しかった。最初は鳥の腹を切ることに抵抗があったが、やり始めると意外とメスが鋭く、よく切れるんだなと思った。今後このようなことがあったら参加してみたいと思う。
  • ハクビシンの皮を剥ぐという作業は、貴重な体験で剥製作りには、動物の生態や毛皮の特徴を理解することが大切だとわかりました。自分の手で作業を進め、作業を通じて得られる技術や知識はためになりました。
  • 今回の体験で初めて動物の体の中を見ました。また、剥製の作るのは想像以上に大変で実際作ってる人はすごいなと思いました。背中とかの皮はきれいに剥がれてびっくりしました。
  • 動物の体の中を見たことがなかったので貴重な体験でした。また剥製造りの工程を知って思っていた以上に大変で驚きました。外国の剥製を見たことがないので今度見てみたいと思いました。

発達教育学部 早川雅晴

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