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第72回『共生の森人』活動(2025年5月9日)

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「2025/5/9 田植え」
令和7年5月9日に、植草学園大学の共生の森で行われた田植え活動に参加させていただきました。実際に田んぼに足を踏み入れたときの泥の柔らかな感触や、自然の中で感じる空気の香りなど五感を通じて感じることができました。そして田んぼの他にカエルやおたまじゃくしなど生き物とのふれあいは、新鮮で心が解きほぐされるような感覚でした。
地域の方々と作業を進める中で、子どもたちと関わる機会があり、教員を目指している身として非常に学びの多い経験となりました。子どもたちは、はじめは田んぼの泥に戸惑いながらも、慣れてくると泥だらけになりながら楽しそうに苗を植えており、その姿からは自然に対する純粋な興味やカエルやおたまじゃくしなどの生き物との出会いに好奇心が溢れていたと感じました。大学の職員の皆さんや私たち学生の手ほどきやサポートを受けながら真剣に作業する様子を見て、体験を通した学びの力を改めて実感しました。
このような自然体験は、知識だけでは得られない「感じる力」や「気づく力」を育む貴重な教育の場であると感じます。そして、子どもたちと一緒に活動することで、教員としてどのように子どもと関わり、どのような学びの機会を提供していけるのかを具体的に考えるきっかけにもなりました。これから苗が育ち、収穫の時期を迎える頃には、今回の経験が子どもたちにとっても私自身にとっても、大きな成長につながっていることを願っています。

発達教育学部3年 香川空舞

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