トピックス

全国保育士養成協議会関東ブロック協議会第36回学生発表会で発表しました

トピックス 大学 発達教育学部PickUP

令和5217日(金)10時から、全国保育士養成協議会関東ブロック協議会第36回学生発表会(講評会)がZoom(配信拠点:植草学園大学)で行われました。この発表会は、関東地区の保育者養成校の学生が「学習や実践を通じて研究した成果を発表する機会」であり、「自主的研究の増進を図るとともに、相互理解を深め、学生の資質向上に資することを目的」として行われています。新型コロナウィルス感染症流行により、第34回以降はZoomで開催し、学びが継続されてきました。

植草学園大学発達教育学部からは、髙木研究室所属の4年生S.Aさんが発表しました。テーマは、「童話における残酷性に対する教育的配慮について」です。保育実習で接した絵本のお話が、自分が幼少期に親しんだそれとは異なることに気づき、残酷な場面がなぜ、どのように変更されてきたのか、その変更を保育者としてどう捉えるかを考察しました。発表は、音声付きスライド(発表時間15分)のオンデマンド配信で行われました。講評会では、池田りな先生(大妻女子大学)から、先行研究の吟味がしっかり行われていること、それを踏まえて実際に出版年代の異なる絵本を比較し、それに基づいて独自の考察を示していることについてお褒めの言葉を頂戴することができました。

会の冒頭で、協議会の会長を務める本学理事長 植草和典先生から、来年は、第33回(令和2年)までと同様に対面で実施したい旨のお話がありました。会場で発表を聴き質疑応答も行われることで、さらに充実した学びが得られることと期待しています。

 

 

発表を終えて(4年生S.Aさん)

今回卒業論文を講評していただける機会に恵まれたことをとても嬉しく思います。学生研究発表会は、現場での実践として取り入れたい保育内容の他にも、これから社会や現場に出る立場として考えていくべきことなどの様々な研究に触れることができ、大変勉強になりました。自分になかった着眼点からの研究は、新たな視点や考えをもたらしてくれます。現場に出た際に今回得た学びを活かせるよう考えを深めていきたいです。

 

植草学園大学発達教育学部 教授 髙木夏奈子

 

ページの先頭へ