トピックス

子育て支援センターで、「新聞紙のお家」で遊んでもらいました!

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2年生科目「教育課程論」(幼児教育)では、教育課程を理解し、指導案が作成できる力を養います。今回は「2歳児が遊べる新聞紙のお家」を作成しました。最初に班作品のデッサン画を描き、コンセプトを決めました。そして指導案を書きました。「2歳児が遊べる新聞紙のお家」を作成するためには、①2歳児の発達段階と遊びの理解、②新聞紙の教材理解、③立体構造物の構成理解、④立体を保持する強度の理解、⑤作成の為の役割と協同の理解、⑥作成手順と効率化の理解、⑦搬入場となる子育て支援センターの理解、⑧班作品コンセプトの共通理解等、さまざまな観点を念頭におく必要があります。

 出来上がった作品は本学の子育て支援・教育実践センターこいっくおぐに搬入し、実際に子どもたちに遊んでもらいました。学生は自分たちの作品でこいっくの子どもたちが遊んでくれることを楽しみに、およそ40分で仕上げました。さてさて、こいっくの子どもたちは遊んでくれたかな。このように、子どもたちからの評価を受けて、指導案は練り直されて、学生は教育課程について実践的に学んでいきます。
発達教育学部 栗原ひとみ


メンバーで協力し合って製作中

班ごとに作品のプレゼンテーション

家ごと持ち上げる体験

出たり入ったりを繰り返し遊ぶ姿

・私たちの班は、大きな立方体が基となる家を作ろうとしていたが、支柱が弱く崩れてしまうという課題があった。他のしっかりと頑丈な家を組み立てていた班に後からどのようにしたのか尋ねると新聞紙を3枚に重ねて支柱を作ったというアドバイスをもらうことができた。私はこのことから、園などで作品を発表することの意味について考えることができた。自分たちの考えでは辿りつかない事を新たな視点から発見できるということが発表の利点だと理解できた。 また、班で協力して作ることで1人で作るよりも規模の大きな製作を行うことができたり、コミュニケーションをいつもより密にとることを体験できたので、子どもの視点から考える保育を行えるようにしていきたいと思った。(学生Aさん)

・家を作っていく中で家が倒れそうになった時、「柱をつけたらいいんじゃない?」や「柱の長さが足りないから他の新聞紙をつけて長くしたらどうかな?」と話合いながら工夫していくことでより作品の完成度が高まって達成感を感じた。そして、トンネルの家やびっくりジャングルジムなど他のグループの家を見て創造性やイメージが広がった。(学生Bさん)

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