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授業研究会に参加してきました-船橋市立船橋特別支援学校小学部-

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 船橋市立船橋特別支援学校小学部の授業研究会に、特別支援教育専攻の学生と参加してきました。今回参加した学生は、「知的障害教育Ⅰ」を履修している2年生。講義では今、知的障害のある子どもたちの「各教科等を合わせた指導の授業づくり」について、学んでいるところです。
 研究授業は、遊びをテーマにした生活単元学習でした。「海の世界」をイメージして遊べるように統一された装飾や遊具、子どもたちの主体的に遊ぶ姿をねがい、共に遊びながら支える先生方の様子から、授業の内容をより深められたのではないかと思います。
 授業後の研究協議分科会や全体会にも参加させていただき、先生方の真剣な議論から、子どもたちの授業づくりへの思いを実感することもできました。何よりも、知的障害のある子どもたちが、先生方の思いの詰まった遊び場で存分に遊ぶ姿から、本当に多くのことを学ぶことができた一日でした。
発達教育学部 准教授 髙瀬 浩司
<授業研究会の学生の感想から(抜粋)>
・今回、研究会に参加して、本当に良い経験ができました。先生が楽しそうに遊ぶことで、子どもたちはより遊びに夢中になっていました。今日の学びを自分のものにして、今日出会った先生方のようになれるように、これからも学ぶ姿勢を大切にいきたいです。
・どの児童も、本当に楽しく遊んでいて、初めて特別支援学校に行きましたが、こんなに先生も生徒も一緒になって楽しめる空間があることを知って、もっと特別支援教育について知りたくなりました。
・分科会でも説明がありましたが、時間いっぱい一つの遊具に限られた遊びをしている子どもたちについては、「他にもやってみない。」と声かけはするものの、あくまでも子どもたちの興味・関心を活かし、尊重することを願って行っているとおっしゃっていました。これまでの学びや遊びで積み重ねてきたからこそ、今日の様子があるのだと思いました。
・体育館に入った瞬間にとても引き込まれて、「私もやりたい!」と思いました。BGMも工夫されていて、子どもたちの「やりたい!」という意欲がより高まっているように感じました。教材・教具の工夫がとても面白く、私もこういったものを作ってみたいと思いました。2ヶ月前から遊具等を作っていたと協議会で伺い、とても驚きました。
発達教育学部 特別支援教育専攻2年生



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