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令和5年度特別支援教育実習・体験発表会を行いました

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 特別支援教育専攻の3年生24名が、9月から12月にかけて、特別支援学校での教育実習に行ってきました。実習の巡回指導で各学校を訪問させていただくと、子どもたちに丁寧に寄り添い、日々悩みながらも、自信をもって支援にあたっている姿がとても印象的でした。
 実習を終えた12月からは体験発表会を行い、その成果や課題を仲間や2年生の後輩達とも共有し合いました。それぞれの実習報告はどれも熱い思いであふれ、現場でしか味わうことのできない経験から、自身の学びを深めていった様子を感じることができました。
 実習を通して成長し、教師という夢が現実のものとして一歩ずつ近づいています。子どもたちと感じ合い、支え合い、分かり合える、感性豊かな教員として活躍する姿を願って、これからも応援していきます。
発達教育学部 准教授 髙瀬 浩司
<特別支援教育実習の感想から(抜粋)>
・特別支援学校の教員になりたいと強く思えることができた実習でした。15日間の教育実習の内、11日間数学の授業を担当しましたが、この授業では私の手作りの教材を使いました。授業を行い、改善点を見付け、改善してまた授業をするということを繰り返しました。生徒が手作り教材を使って楽しそうに主体的に活動に取り組んで姿を見ると、私自身も楽しく授業ができ喜びに満ち溢れました。教員になった際もこの経験を忘れず、常に向上心を持ちながら子ども達と共に成長していけるように努力したいと思います。

・教育実習では子どもたちや現場の先生と関わり合いながら、実際の支援の方法や特別支援教育の考え方について楽しく学ぶことができました。今回学んだことは、年齢に応じた対応を行うことです。発達が遅いことなどから、言葉かけが幼稚にならないように、生活年齢を意識した言葉かけや対応が大切であるということを学びました。実習で学んだことを将来の教員生活に活かせるように、教員採用試験に向けて頑張りたいと思います。
発達教育学部 特別支援教育専攻3年生
<体験発表会の感想から(抜粋)>
・実態に合わせた支援を行うのは難しいと思うので、児童生徒一人一人の実態をよく観察し、好きなものを知っていくようにしていきたいと思います。また、実態を把握するためには、観察するだけではなく、子どもたちと関わっていきながら把握できるようにしていきたいと思います。
・児童の行動だけを見て判断するのではなく、なぜ児童がそういった行動をしたのかを考え、判断していくことが大切だということを学びました。また、教員によって、児童への対応が変わってくるということから、自分の中で、教育観を持つことが大事であるということを学びました。
発達教育学部 特別支援教育専攻3年生

精錬授業でメインティーチャー

個別課題での支援

体験発表会

体験発表会

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