植草であそぼう!知的に障がいのある子どものうんどうあそび教室を開催しました。
2024.12.19(4週間前)
植草学園入試・広報課
本学において、今年度も10-12月で計3回の知的に障がいのある子どもを対象にしたうんどうあそび教室を開催しました。今年度で3年目の活動になります。
今年度も毎回多くの子どもたちに参加していただき、学生が考えたうんどうあそびで楽しむ様子をたくさん見ることができました。12月の教室では、クリスマスツリーづくりと本学のチアダンスサークルWelfaresとのダンスを楽しみました。
本教室の運営に参加した学生にとっては、障がいのある子どもたちと触れ合い、貴重な経験・実践の場となり、多くの成長がうかがえました。
今年度は、孝和建商株式会社様より本活動に貴重なご寄付をいただき、継続して開催することが可能になりました。千葉市スポーツ協会「ちばしパラスポーツコンシェルジュ」ならびに千葉障がい者スポーツ指導者協議会には今年度も指導員の派遣や学生の指導などにご支援いただきました。また、本学を卒業して特別支援学校の教諭や保育士をしているOB・OGにもご協力いただきました。参加者の皆様を含めて、多くの関係者の方々にお礼申し上げます。
本学では、パラスポーツの普及・振興を通して共生社会の実現を目指すとともに、その担い手となる学生を育成していきます。
植草学園大学 発達教育学部 遠藤隆志
植草学園短期大学 こども未来学科 松原敬子
【学生の声】
実践経験もなかった私にとって、特に発語理解に困難性を持った子どもとの関わり方が難しく、最初は不安しかありませんでした。しかし、まずは笑顔で接すること、沢山話しかけること、そして言葉ではなく視覚や体験を使って会話することを学び、そうしたコミュニケーションを重ねることで、私を運営ではなく「一緒に遊んでくれるお兄さん」と認識してくれていたのだと気付くことができました。
最終日では最初あった不安感は消えており、やりがいを感じながら前向きな気持ちで取り組むことができました。私が学び得た経験は、教育実習や卒業後の将来でも役立つと確信しています。
発達教育学部 2年 佐藤萌空
「子どもが笑顔で帰れるように」を目標に、3年間活動に参加してきました。様々な方の力を借りたり、子どもの笑顔から元気をもらったりしながら活動に参加し、とても楽しく、あっという間に過ぎた3年間でした。その3年間の中で、子どもの成長を感じると共に、自分自身の成長も実感することができ、貴重な体験であったと感じています。ここでの経験と成長を基に、今後も子どものことを考えられる教師を目指していきたいと思います。本当にありがとうございました。
発達教育学部 4年 遠藤理紗
大学2年生の時から始まったうんどうあそび教室の運営という立場をやらせていただきました。最初は、全く分からない状態で子どもたちの前に立って司会を行ったり、子どもたちと接する仕方などが分からずあたふたとしていました。取り組みの内容などを考える時も分からずに心が折れそうでした。ですが、教室で子どもたちや保護者の方から「いつも楽しい」や「ありがとう」など言葉が励みとなり、今では30人程の子どもたちが来る場所になりました。また、うんどうあそび教室以外の教育実習などでも自分の成長を感じることができました。
発達教育学部 4年 古沢陸斗