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植草学園短期大学児童障害福祉専攻の1年生の授業「子どもと環境」

短大 こども未来学科

植草学園の小倉キャンパスの敷地内にビオトープ「植草共生の森」があることで、児童障害福祉専攻1年生の授業「子どもと環境」では、【自然体験の場所】【自然環境について学ぶ場所】【いのちの大切さについて学ぶ場所】として活用しています。動植物の生態や環境保全などを学びます。
実際には竹を伐採して玩具作りをしました。さらに、附属園の園児が遠足に来た時、学生と園児が一緒に森で遊んで、お弁当を食べる活動を行いました。学生は園児に対してビオトープでの遊びや援助を行い、自分たちで作った竹の玩具(竹太鼓)をプレゼントしました。園児とともに嬉々として活動する学生の姿が観察されました。
ビオトープ祭りでは、授業の中で準備した、「竹太鼓」「ブーメラン」「トナカイ」「広場で縄跳び」などのコーナーを担当しました。子どもと出会う活動での学生の感想を紹介します。

植草一世(児童障害福祉専攻 教授)

 

【附属園園児の森の遠足】

11月18日(月)に、植草附属こども園と美浜幼稚園の年長さんが植草共生の森に「森の遠足」で来ました。天気に恵まれ遠足日和でした。
私たち、児童障害福祉専攻の1年生全員で子どもたちとペアになってお世話をしました。私たちは、虫かごや虫取り網を作って子どもたちを迎える準備をしました。子どもと一緒にカマキリやカブトムシの幼虫を捕まえ、どんぐりや木の実などの自然とふれあうことができました。子どもたちは、さまざまな表情や姿を私たちに見せてくれました。
グランドでは、手作りブーメランを飛ばしたり、鬼ごっこをしたり、昼食後は、手作り絵本の読み聞かせをしたりすると、子どもの喜ぶ姿をたくさん見ることができました。子どもとふれあうことのできた、充実した遠足のお手伝いでした。

児童障害福祉専攻 1年 高堰 那帆

 

ビオトープの竹は「真竹」と言い、勢いよく生えるので間引きをする必要があると、「子どもと環境」の授業で学びました。ビオトープの竹を切り出し、その有効活用に、植草附属こども園と美浜幼稚園の年長さんの「森の遠足」で一緒に遊べるように、ヤスリでこすって「竹太鼓」の玩具を作りました。子どもたちはとても喜び、一緒に楽しく遊ぶことができました。最後に「竹太鼓」をプレゼントしました。子どもたちはとても喜び、発表会で演奏したいと話していた子どももいました。

児童障害福祉専攻 1年 長谷川 敦

 

【ビオトープ祭り】

1月11日(土)のビオトープ祭りでは、「広場で縄跳び」を担当しました。大縄は、子どもが一人で跳ぶだけでなく、異年齢の子ども数人が一緒に跳べるように考え、跳べるまであきらめないで挑戦していました。大縄を回す私たちも息を合わせて、子どもたちと活動しました。大縄は、さまざまな年齢の子どもが、一緒に遊べることを知りました。乳児用は、「電車ごっこ」「蛇くぐり・蛇またぎ」、幼児用は、「郵便屋さんの落とし物」など年齢に合わせた遊び方の工夫もしました。子どもたちも笑顔で「楽しい!」と話している様子を見て、私もとても嬉しかったです。

児童障害福祉専攻 1年 蔭原 ゆか

 

竹取

 

竹運び

 

写真 玩具作り

 

森の遠足 虫捕り

 

森の遠足 ターザンブランコ

 

ビオトープ 長縄跳び

 

森のトナカイ

 

竹太鼓

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