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大学 発達教育学部 保育実習Ⅰ(保育所)に行ってきました

大学 発達教育学部

発達教育学部で保育士資格の取得をめざす学生が、先日2週間の保育実習を行いました。学生にとっては、初めての実習となります。緊張しながらも、実際に子どもたちに関わりながら、保育者の姿を見ながら学ぶことのできた貴重な時間となったようです。

発達教育学部 講師 広瀬 由紀

 

保育実習で学んだこと

実習の中で学んだことは、子どもたちに声かけをしたり援助したりする際にメリハリをつけるということです。普段は優しくても、友だちにいじわるをしたり、ふざけて危ないことをしていたりしたら、これはいけないことだよと子どもたちにわかるように伝えることで、思わぬ事故や怪我を防ぐことができることを知りました。また、年齢の異なる子たちの関わりを見ることができた土曜保育や火災を想定した避難訓練など、貴重な経験もできて、とても勉強になりました。

 

保育所の一日の流れを把握することができました。同じような日課であっても、いろいろな感情が育まれてわくわくした生活を送っていること、保育者は子どもたちのそのような感情に共感し、大切にしていることがわかりました。また、実習の中で何度か手遊びや紙芝居の時間をいただき、実際に子どもたちの前で行いました。注目を集めるための工夫や授業で学んだ紙芝居の読み方を実践することができました。今までやったことのない手遊びをすると、子どもたちから「もう1回!」と求められ、その日の帰りの際に「さっきの覚えたよ!」と見せにきてくれたことは、今まで感じたことのない嬉しさを覚えました。

 

3・4・5歳児クラスで帰りの会のとき、絵本の読みきかせの機会をいただきとても緊張したのですが、子どもたちが集中して聞いてくれてよかったです。子どもたちはとても元気よくパワフルでした。それ以上に先生方が忙しくされていて、体力がすごく大切だと思いました。また、毎日の会議では、誰がどの組にヘルプにいってもいいように、小さなことでも報告して全ての職員が情報を共有できるようにして、子どもたちの保育所生活がスムーズに送れるよう徹底していました。子どもたちの活発な姿に圧倒されるところもありましたが、子どもたちから近づいてくれて助けられたことが何回もありました。

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