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大学 発達教育学部 干潟小学校60周年記念タペストリー制作に関わりました!!

大学 発達教育学部

11月に創立60周年を迎えた旭市立干潟小学校で記念式典が行われました。その時に記念のタペストリーがお披露目されました。本年に入って記念制作が子どもたちとのコラボでできないかというご依頼を受けて、3年森高研究室5名、2年造形表現サークル7名と有志学生2名、助手の馬場先生が関わりました。9月9日に実際に干潟小学校に行き、学生とともに制作してきました。以下ご報告いたします。

発達教育学部 教授 森高 光広

 

制作に当たって、干潟小の子どもからアイデアを募り、下の2枚のアイデアスケッチを採用しました。
60周年を記念したロケットと校舎のイメージです。

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次に森高研究室の3年生が子どもをイメージしてアイデアスケッチを描き、4枚のタペストリーの下絵が出来ました。

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大学生アイデアスケッチ例

 

9月9日に干潟小学校に行き、大きさや布のことを考えて、下絵を直しながら、作成して型紙を色ごとに布に写し、基本的な部分の布のパーツを全て切りました。細かいところは縫った上で仮止めして、後は細かい部分の形の布の制作や裁断などを子どもたちに託しました。

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原寸大の大きさで型紙を作ります

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型紙にあわせ布を切ります


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仮どめします大きさが分かると思います

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細かいところもひたすら手縫いです


 

6年生の子どもたちにこの後の手順と何を作ればよいかを学生が伝えました。子どもたちは真剣に話を聞いていました。特に下絵が採用された子どもが熱心に聞いている姿が印象的でした。

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子どもたちへの引き継ぎ

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熱心にメモを取る子どもたち


 

裁縫に関しては地元のソーイングアサヒ株式会社のご協力によるものです。
式典に際して、学校長より植草学園大学と干潟小学校とソーイングアサヒ株式会社の三者の共同制作であると来校者に紹介されました。

 

完成した4枚です。体育館ギャラリーの柵下にとりつけつけられて、体育館を彩りました。

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このように4枚が飾られます

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校舎


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60周年のロケット

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干潟小の子ども 本物の服を使用しています


9日に参加した学生の感想

私は干潟小学校60周年記念タペストリー制作に関わらせていただきました。4枚の体育館装飾の布絵の中で、ロケット制作補助をさせていただきました。子どもたちが、ロケットのタペストリー制作の途中に見学した際、友だちの描いたロケットだと指で示しながら、友だち同士で話し合う姿や私たちの制作を見て布でオブジェを作ることを実感する様子がうかがえました。会話の様子から、さまざまな子どもたちの思いを感じとることができました。子どもたちの思いを大切にし、全てのタペストリー制作が成功するように祈りながら、制作活動に参加させていただきました。完成したタペストリーをぜひ見てみたいと思いました。
小学生の子どもたちとふれあえたことは貴重な経験だったと思います。

発達教育学部 3年 栗林 和華奈(森高研究室)

 

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