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八千代市の特別支援学級の先生方が植草学園大学にいらして学生と交流しました

大学 発達教育学部

植草学園大学がある千葉市の隣にある八千代市内の特別支援学級の先生方が、研修の一環で植草学園大学に来てくださいました。
最初に、大学のカリキュラムについて説明させていただいた後、学内を参観していただきました。図書館では、専門分野の書籍を手に取り「いいなあ」と、保育技術演習室では赤ちゃんのお人形を抱っこして「首が座るまではこんなふうに・・・」と子育てを振り返り、共生の森では、「ぜひ、うちの学級の子どもたちを遊ばせたいなあ」などの感想をいただきました。その後、模擬授業ができる設備や電子黒板などを備えたトライアル・コートも見ていただいた後、数名ずつのグループに分かれ、4年生と懇談していただきました。
もうすぐ社会人として巣立つ4年生に向けて、先生方から、社会人の先輩として多くのアドバイスをいただく一方、学生からも、植草学園ならではの学びについてお話させていただきました。このような交流は初めての試みでしたが、障害のある子どもたちを支援するという同じ視点で世代を超えて話し合う機会となり、多くの学びをいただき感謝申し上げます。
本学には、ご両親や親族が特別支援学校や特別支援学級の先生というご家庭からの入学生や、兄弟姉妹で入学という方も多くいます。植草学園大学ならではの特色ある学びが、いろいろな形で繋がっていくことは大変嬉しく、これからもみなさんとさまざまな形で出会いがあることを願っています。

 

発達教育学部 准教授 加藤悦子

 

 

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蛍が飛ぶ日を目指す共生の森です

 

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来春から障害のある人の支援の仕事に就く4年生のゼミ生達をご紹介

 

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最初は少し緊張気味です

 

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教育実習では、こんなことを学びました

 

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だんだん笑顔も・・・

 

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「そういう時はこんなふうに・・・」とアドバイスをいただき、聞き入りました。

 

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「そんな風に考えればいいのですね。」と納得。

 

 

懇談後、先生方から感想をいただきました。

 

「やる気いっぱいの学生さん達が、即戦力となり、各学校や園で活躍できると感じました。
実践に役立つカリキュラムとなっており、ぜひ紹介をしていきたいと思いました。学園を開放し、他のさまざまな分野(学校・幼稚園・保育所等)と連携した取り組みを期待しています。」

 

「目的を持って、大学に入られている学生さんが多いため、グループでの話し合いも、外側のものではなく、気持ちの面にも踏み込んだものになり、感銘を受けました。やはり、特別支援を専攻しようと思った理由に、具体的なもの、切実なものがあると、それは学習するうえでも、仕事をするうえでも強みになると思います。この意志を続けるだけでも、良い教師、社会人になれると思います。」

 

「施設・設備の充実に驚きました。また、特別支援教育に携わる人材の育成ということで、きめ細やかなプログラムや実践内容にも驚きました。学生の方と懇談させていただき、とてもしっかりとした考えを持っていらっしゃることにも感動しました。私たちの現場の中に、このような方々が今後多く入ってこられて、この教育を継承していただけることに心強さを感じました。」

 

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