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大学 発達教育学部 出前保育に行ってきました

大学 発達教育学部

劇「おむすびころりん」

 

2018530日(水)、みつわ台保育園に栗原ゼミ3年生が出前保育に行ってきました。出前保育とは学生パフォーマンス(劇・リズムダンス・パネルシアター等)を実際に園に伺って実施することで、子どもたちと一緒に保育を創り出すことを意味します。
実施にあたっては、予め事前打合せを園と学生で行います。事前打合せまでにゼミ生は以下のことを学び、準備し、確認します。①園の保育目標の理解、②園の保育方法の理解、③園の保育内容(カリキュラム)の理解、④この時期の子どもたちの保育の実態、⑤この時期の子どもたちの発達理解、⑥実践日時の確認、⑦場所の確認(保育室かホールか園庭か等)、⑧実演場面の確認(お誕生会なのか、お楽しみ会なのか等)、⑨動線の確認(園児の出入り・学生の出入り)、⑩参加園児数と年齢の確認、⑪出前保育内容の確認(実演する内容について指導案提出)、⑫大道具の搬入口確認、⑬使用する小道具の確認(園にとって不適切な表現はないか)、⑭参加学生人数確認、⑮当日の集合時間・場所・交通手段、⑯園からお借りする物の確認(ホワイトボード・舞台用机・音響等)、⑰当日の服装、⑱更衣室の確認、⑲学生が持参するもの、⑳駐車場の使用可否。。。。等々。
リズムダンスの振りを覚えたり、劇のセリフを覚えたり、パネルシアターの出し入れ動作とセリフを合わせたり、メンバーのタイミングを目配せしたりと入念な準備と練習はゼミ時間だけでは足りなかったようです。授業が空いている時間をメンバーで調整し合って取り組みました。
実際には保育は子どもたちとやりとりしながら展開していきます。みつわ台保育園の子どもたちは元気いっぱい。そんな元気な子どもたちと、瞬間的に応答するなかで、臨機応変にかかわる力が求められます。このような体験から保育者としての実践力を培っていきます。当日は子どもたちの笑顔がなによりのプレゼント。お別れの時、ゼミ生は子どもたちから握手会のような人気者に。「子どもが好き」の思いが一層、達成感と共に、膨らむ機会になりました。

発達教育学部 発達支援教育学科 教授
栗原ひとみ

 

初めてということもあり、何から手をつけて良いのか分からず、作業が全く進みませんでした。先輩方・栗原先生に質問しながら、なんとか空いている時間を使いながら進めてきました。劇・リズムダンス・パネルシアターなど年齢にあったものを考えるのはもちろん、どうしたら子どもたちが喜んでくれるのかを念頭におきながら、決定していきました。劇については、台本・小道具・大道具など準備するものがたくさんあります。何度も手直しをして練習に練習を重ねました。仲間と試行錯誤しながら進める時間は楽しく、とても充実した時間を過ごすことができました。
本番当日、緊張と焦りでミスを連発。仲間と助け合いながらも、反省点が多く残る結果となりました。想像していた以上に、子どもたちが元気に、そして真剣に私たちの話を聞いてくれて臨機応変に関わることの大切さ、難しさを肌で感じました。現場の先生方からアドバイスをいただき、子どもたちの姿からもたくさんのことを学ぶことができました。大変なこともありましたが、子どもたちの笑顔を見てやりがいを感じ、より保育者になりたいという思いが強くなりました。さまざまな学びを生かして、仲間と共にこれからの活動に励んでいきたいと思います。

発達教育学部 発達支援教育学科 3
伊藤裕生

 

「教材の手ぐるみ人形の動かし方を教えて下さいました」

 

「大型絵本をみました」

 

「子どもたちと一緒に手遊び」

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