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遠隔でパペット制作~森高研究室特別授業

大学 発達教育学部

本年度の3.4年合同特別授業の第2弾として12月14日に人形劇団プークのご指導で、きつねのパペット制作を遠隔で行いました。長い伝統をもつ人形劇団プークは新宿に劇場を持ち、「おかあさんといっしょ」や「がんこちゃん」シリーズなど、子ども番組でもおなじみです。いろいろとご配慮いただき、初めての試みとして遠隔によるワークショップを行いました。ご丁寧なご指導をいただき、全員が走るきつねのパペットを制作することができました。各自アレンジを加えて楽しく自分の作品に仕上げました。動かし方のコツや子どもの前でどのように役として声を出していくかなども教えていただきました。遠隔でしたが、実際に舞台で使われている様々な人形も見せていただいて充実した時間が過ごせました。子どもは丁寧につくられたものにはやさしい、子どものものだからと手を抜くとそっぽを向かれてしまう、保育士としては「楽しんで」やることが大切だという印象的な言葉も多かったです。今回、学生に学びの機会をいただけたことに感謝しております。

発達教育学部 教授 森高光広

参加した学生の感想

  • ウレタンの素材をそのまま生かしたパペットで、とても温かみのある作品になりました。また、関節部にリボンを使うことで、首が動いたり走ったりとても豊かな動きが出せるため、演じる側も見る側も楽しむことができると思いました。ここから更に装飾し、自分だけのきつねを完成させて、子どもたちの前で披露したいと思います。また、普段はなかなか見ることができない人形を見ることができ、貴重な経験になりました。
  • 実際にきつねを作ってみて、自分が作ったものが動くということにとてもワクワクした感情が生まれました。人形の作り方を知ったことで劇などの幅が広がったように感じました。子どもたちが、自分の作ったのもので、笑顔になると想像すると嬉しくなります。
  • 一工程ずつ丁寧に説明してくださったおかげで、納得のいくかわいいキツネを作ることができました。
  • 首の動かし方や顔のパーツを左右で変えることで表情に変化を付けることができるのは凄いなと思いました。ウレタンだけでなく紙などでも作って人形劇ができたら楽しそうだと思いました。とても勉強になりました。
  • 保育現場など、子どもと接する場面で今回作ったきつねは大変有効活用でき、来年の4月から現場に出て働くので、子どもたちと一緒に楽しみたいと思いました。また、子どもの前で演じる際のアドバイスや作る際の注意点など、とてもわかりやすく、たくさん学ぶことがありました。本日教えていただいたことを生かしていきたいと思います。
  • 自分で作った人形はとても愛着が湧き、完成した時はとても嬉しかったです。子どもの前で人形を使うときは自分が一番楽しみながら演じていきたいです。早く子どもたちにきつねを見せたいです。
  • 動き方も走るだけではなく、座らせるなど言葉によって同じ動きでも違う印象を受けることなどを、学びました。今回のパペットは、まるで命を吹き込んだように動き出すのがおもしろくて、何度も演じたり動かしたりしてしまいました。

学生のしあげたきつねたち 足をふって走ります

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