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特別講演会を開催しました!

大学 理学療法学専攻

5月23日(金)保健医療学部理学療法学科において、特別講演会を開催しました。
テーマは「リハビリテーション神経科学の最前線」です。
3名の講師をお招きし、研究の話をしていただきました。
一人目の講師は本学発達教育学部の遠藤隆志先生です。タイトルは「歩行のニューロリハビリテーション」

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歩行運動の神経メカニズムや、脊髄損傷に対する歩行リハビリテーションの研究についてお話いただきました。遠藤先生は本学の体育科目を担当されており、学生にとっては「体育の先生」として馴染みがありましたが、その先生がリハビリテーションの研究を行っていたことに皆驚いていました(笑)

 

二人目は産業技術総合研究所の村田弓先生。タイトルは「第一次運動野損傷後の機能回復-動物モデルを用いて」

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脳損傷後の手の運動障害がどのように回復していくのかを、サルを用いて研究されています。今回の講演ではリハビリテーションの意義との関連について話していただきました。
村田先生は作業療法士であり、基礎的な研究に作業療法の要素を取り入れている先駆的な研究者です。理学療法士をめざしている本学の学生とってもいい刺激になったようです。

 

最後は健康科学大学理学療法学科の村松憲先生です。タイトルは「糖尿病神経障害の新しいパラダイム」

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糖尿病による神経障害と運動機能との関連について新しい知見、そして理学療法やリハビリテーションへの展開について講演いただきました。村松先生自身が理学療法士でありますが、研究者を志した経緯やリハビリテーション科学への思いなどを、ユーモアたっぷりに話しをいただきました。学生たちもいつになく集中して(笑)、話に聞き入っていました。

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3名の先生方には大変に貴重な話を聞かせていただきました。この講演が学生たち自身の将来像を考えるきっかけとなることを期待します。

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