教育・研究活動

その他

【その他特長ある取り組みの概要】

①植草学園大学相談支援センター事業の充実

 地域貢献の大きな柱として,植草学園大学相談支援センターを開設している。

 業務の内容は次のとおりで,植草学園大学及び植草学園短期大学の専門を生かすとともに地域に不足している資源の提供を行うことを目的としている。平成22年度から専任の職員を配置し,より充実した運営を図っている。

 また,子育て支援事業の一つである「みんなであそぼう」は,平成26年度からは月曜日から金曜日まで開催している。

(1)幼児,児童,障害などのある子どものための保育相談・子育て相談・教育相談

(2)障害のある児童・生徒のための生活・自立相談

(3)保育,教育の現場担当者等のための教育相談

(4)運動障害のある幼児・児童等のリハビリテーションに関する相談

 

②公開講座

 平成20年度から植草学園大学と植草学園短期大学の共同開催としたことにより,講座数もより充実し,様々な分野の講座を実施したことで,地域への生涯学習の場の提供に貢献している。

 年間を通して開講する公開講座は,参加者が延べ1,000名を超えている。

 子どもや障害のある方を対象とした講座などもあり,“障害”“特別支援教育”に力を入れている特色を活かした内容も多く開講している。

 また,継続したテーマでは参加者も定着しており,公開講座の出席者が植草学園短期大学への進学を希望した例もあるなど,地域の貢献に加え大学のアピールにもつながっている。

 平成26年度からは,新たな試みとして,高齢者を対象とした学び直し講座を開講している。

 

③キャリアアップ・生涯学習ニーズへの対応

・教員免許状更新講習

教員免許状の更新制度に対応した講習を8月に実施している。

最新の知識技能の修得を目指す教諭のニーズに応えている。

本学では,特別支援教育関係の講座を重点的に開講している。

 

・特別支援学校教諭二種免許法認定講習

平成23年度から植草学園大学・植草学園短期大学共同で,特別支援学校教諭二種免許状(知・肢・病)の認定講習を7月~8月の土曜日,日曜日に実施している。

 

・離職者等再就職訓練事業(介護福祉士養成コース)の受託

 植草学園短期大学の地域介護福祉専攻において,千葉県の委託を受けて,離職者再就職訓練の事業(介護福祉士に必要な技能・知識を習得するために実施する公共職業訓練)を平成21年度より引き続き実施している。平成24年度からは、プロポーザル方式による入札制度となった。平成26年度は6名の離職学生を受け入れ,社会人学生として,2年後の卒業・再就職に向け,全員が介護福祉士資格取得のための勉学に励んでいる。

 

④学生支援

 経済的に困窮し授業料等の納付が滞る学生等に対応するために,教務課にファイナンシャルアドバイザーを配置し,相談に応じている。

 また,学園独自の奨学金である「植草学園奨学金」及び「植草こう特別奨学資金」による経済困窮学生や家計急変学生・生徒への奨学金給付増額,キャンパスアルバイトの積極採用などにより,就学困難となっている学生の経済支援を行っている。

 さらに,障害のある学生が毎年入学していることから,その支援体制を強化し,「障害を持つ学生にやさしい学園」を目指す。相談・支援の窓口を学生課とし,障害のある学生の学習用備品や休憩室の整備,授業や学科担当教員との連携,一般学生による支援体制の充実を進めている。

 東北地方太平洋沖大地震において被災した学生に対しては,災害救助法の適用地域出身者に授業料等の減免による経済的支援,メンタル面のケアを継続的に実施している。また,被災され避難を要する学生やその家族に学生寮を開放するなどの支援も実施している。  

 

⑤介護福祉士実務者学校(通信課程)

 社会福祉士及び介護福祉士法の改正により,平成28年1月以降に行われる介護福祉士国家試験の受験資格は「3年以上の実務経験と養成学校(施設)での450時間(6月以上)の研修」が義務づけられた。

 植草学園短期大学では,介護福祉士実務者学校(通信課程)を,厚生労働省の認可を得て,平成24年10月に開校した。

 早期に介護福祉士国家試験受験資格が得られるよう,平成25年4月入学を含め年6回の研修生を募集し,Ⅲ期にわたる面接授業(スクーリング)を本学において実施している。

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