教育・研究活動

主要科目の特長 〈植草学園大学〉

〈教養教育科目〉

教養教育科目のうち,「人間と道徳」は建学の精神に関する内容を含めているという点で,本学の特長ある科目の一つである。下記の3学部において,この科目の履修を必修科目に指定している。

 

〈発達教育学部の専門科目〉

本学部は,「子どもの成長・発達とその教育」ということを共通の基盤としている。この特色に基づいて,科目を設定している。すなわち,幼児の保育と教育に関する科目,児童の教育に関する科目及び発達上の障害に対応する特別支援に関する科目で構成している。

また,本学部では,特別支援教育関係の科目をこれからの共生社会において必要度の高い科目という考えに基づき,多数開設している。本学部が特に力を入れている領域の科目である。これらの特別支援教育関係科目が豊富であることも,本学部の特長になっている。

本学部の教育課程は,これらの特長ある科目に加えて,専攻に関する科目を併せ学ぶことによって,保育・発達,幼児・児童の教育,特別支援教育の各分野について専門性をもった人材を養成することをねらいとしている。

 

〈保健医療学部の専門科目〉

本学部リハビリテーション学科理学療法学専攻および作業療法学専攻では,それぞれ「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」に指定されている理学療法および作業療法に関する専門科目を網羅して設定している。両専攻とも共通科目として臨床医学系の科目や社会医学系の科目などを配置し,人間発達学,社会福祉学,生命倫理学,言語聴覚学概論などの理学療法学および作業療法学に隣接する科目を配置して広い視野を持った人材を養成するようにしている。また,特別支援教育概論ならびに障害者・高齢者の福祉や心理に関する科目を置いて,本学部の特色を発揮するようにしてある。

令和2年度からの作業療法学専攻の設置にともないリハビリテーションにおける最新のロボットテクノロジーを学ぶ科目や音楽療法士の資格を取れる科目を配置し,多様な観点から理学療法および作業療法を実践できる人材を養成するようにしている。また,両専攻とも定員が40名と少人数であり,専門科目においてもきめ細かい教育ができるのも特長である。

 

〈看護学部の専門科目〉

本学部は,共生社会(インクルーシブ社会)の実現に看護学の立場から地域社会に貢献する人材として,人々の生命と人権を尊重し,豊かな人間性と高い倫理観をもち,科学的かつ論理的思考に基づき主体的に行動できる専門的知識・技術を修得した看護師及び保健師を養成することをめざし,専門科目を構成している。専門科目は,根拠に根差した専門的な判断および行動ができるために必要な専門基礎科目と,看護学の基礎,健康特性に応じた看護,対象特性に応じた看護,看護学の発展,臨地実習を含む専門科目で構成している。

地域社会の人々が求める新たな看護ニーズに応えるための基礎力を養う教育として,様々な専門職や地域住民と共に創るケアについて,1年次から3年次にかけて系統的に積み上げていく科目(地域共創ケアⅠ~Ⅲ)を置くとともに,教育の拠点として,本学に地域共創ケアセンターを設置し,地域社会との関わりを通して知識・態度・技術を涵養できるようにしている。また,本学にある他の2学部との合同授業(専門職連携論)を置き,同じ場で共に学びながら互いのことを学び成長できる,植草学園大学独自の教育をめざしている。

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