特別支援教育実習 体験発表会を行いました
2025.02.14(1か月前)
植草学園入試・広報課
発達教育学部では、特別支援教育実習を終えた22名が、体験発表会を行いました。来年度、特別支援学校での教育実習を予定している2年生も参加して、実習の成果や課題を全員で共有しました。
実習を終えた学生達の発表からは、一人ひとりが悩みながらも、自分で考え、工夫し、子どもたちの支援に真剣に向き合ってきた様子を感じます。実習前は不安そうにしていた学生達ですが、実習の充実感と達成感で溢れていました。
2年生も、真剣な眼差しで先輩達の発表を聞いていました。様々な質問があがり、自分たちの実習のイメージも具体化してきたようです。
学生一人ひとりの夢が実現し、子どもたちに最適な支援ができる教員になれるように、これからも応援していきます。
発達教育学部 特別支援教育コース主任 髙瀬 浩司
< 体験発表会の感想から(抜粋)>
実際の教育実習でご指導いただいたことの大切さに加えて、視覚的情報を用いて説明をすることで、子どもたちが理解しやすく、伝わりやすいことを本日の発表で学びました。実態の異なる子どもたちに対して、どのような説明の仕方が適切なのか。授業を考える際には、どのような視覚的な支援が最適なのか。子どもたちのより良い姿を支えられるように、これからも追求していきたいです。
子どもたち一人ひとりに対して丁寧に実態把握を行い、手立てや支援を行うことの大切さを改めて感じました。特に、発表の中で具体的な事例を挙げて説明されていた点が、とても印象的でした。子どもたちの背景や特性を理解し、一人ひとりに合わせた支援を行うことで、最適な学びやより良い成長を支えることができるという考え方は、特別支援教育においてとても大切であると思いました。
今回の発表を通じて、マカトンサインなどのサイン言語の重要性を再認識しました。特に、発語がない子どもたちや言葉の表出が難しい子どもたちにとって、これらの代替コミュニケーション手段がどれほど貴重であるかを実感しました。実習での経験を通じて、サイン言語などを使うことで、子どもたちとのより良い関係づくりができ、また、子どもたち自身が思いを表現する支えになると感じました。私もマカトンサインなどを学び、実践することで、より多くの子どもたちとコミュニケーションを取ることができるようにしていきたいと思います。
発達教育学部 特別支援教育専攻3年生


