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【髙瀬ゼミ】障害者雇用企業と障害福祉サービス事業所の視察に行ってきました。

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夏季休業中のゼミ活動で、障害者雇用企業と障害福祉サービス事業所の視察に行ってきました。
4年生は、川崎市にある国内チョーク製造の約80%のシェアを誇り、全従業員数の約3分の2を障害従業員が占める日本理化学工業株式会社に。

3年生は、株式会社オリエンタルランドの特例子会社である株式会社舞浜コーポレーションと、多機能の障害者福祉サービスと障害者就業・生活支援センター事業を展開する社会福祉法人あひるの会あかね園を訪問しました。

障害のある従業員や利用者の皆さんが、生き生きと豊かに社会で活躍している姿がとても印象的でした。どの事業所も確かな理念をもち、障害のある方の自立と社会参加を願った実際の配慮や支援は、学生達にとってリアルな学びになりました。

日本理化学工業株式会社の大山隆久社長様の言葉からは、支援者としての本質を学ばせていただきました。
以下に紹介します。

・チョーク製造は少子化やデジタル化に伴い厳しい時代。品質の良い物を作り、利益を出していかなければならない。そのためにも、現場には彼らが必要。

・彼らのことをできない人と見たらそこで終わってしまう。できる人だと信じているからこそ教える。教えたけど伝わらないのは、教える人や教え方が悪いから。だから教えることをあきらめない。

・彼らにとって、「ありがとう」と言ってもらえる場所は必要。安心して通ってこれる場所になれるように。そのような働く環境を作っていかなければならない。

発達教育学部 准教授 髙瀬 浩司

日本理化学工業視察(4年生)
あかね園視察(3年生)

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