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短大 千葉聾学校幼稚部を参観しました!

受験生向け トピックス NEWS短大 こども未来学科

短大では特別支援学校教諭2種免許を取得するための選択授業が行われています。その授業の一環として、千葉聾学校の学校公開に参加し、幼稚部を中心に授業参観をさせていただきました。授業後には、部主事の先生から、日頃大切にされていることなど具体的なお話を伺うこともできました。短大を卒業した先輩が、担任として手話を使いこなし丁寧に子どもたちに関わる姿も見ることができ、貴重な学びの一日となりました。

 

<学生の感想より>

・子どもに話しかけたり、子どもの言葉を繰り返したり、子どもの気持ちを言葉にしたりすることで、子どもが自分から話したくなる環境作りをしていることを強く感じました。

・言葉の獲得で大切なことは「やりとり」だとわかりました。「やりとり」は言葉の発達を促進していて、手話、キュードスピーチ、絵カードや身振り等、様々な手段を使いながら行われていました。また、耳に残るように言葉を伝えることは、聴覚に問題のある子だけではなく、わかりやすく伝えるために大切なことだと感じました。普段から丁寧に話すことを心がけていきたいと思いました。

・歩く動作、持ち上げる動作も言語化し、また、一つの話題で話を広げたり、気になったことを友達に聞いたり、伝えたりする場面を作っていました。子どもたちに、いつでも話しかけたり、文字を見せたりして「言葉」に触れる場面がたくさんあるように感じました。

・大人が言わせたい言葉を教えるのではなく、子どもが伝えたいことを、言葉を使って言えるよう援助していくことの大切さに気付くことができました。

・子どもが話したくなる大人であることが大切な理由がよく理解できました。自分も話したくなる大人であることを目指したいと思いました。

・聴覚の問題は抱えてはいても、一般の幼稚園に通う子どもたちと同じだということに改めて気づかされました。聞こえの部分にかなり目がいきがちですが、それだけにとらわれず、その子の成長を援助・支援していくことは変わらないと思いました。その中で言葉については、より丁寧にやりとりしていくことで、言葉の発達を促進している様子がよくわかりました。

・保護者ともチームとなり、子どもたちを育てていく、とても温かく優しい学校だと感じました。

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