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授業研究会に参加してきました -千葉県立八日市場特別支援学校高等部-

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 千葉県立八日市場特別支援学校高等部の授業研究会に、特別支援教育専攻の学生と参加してきました。本学の学生は、こうした学校現場の授業研究会に積極的に参加することで、普段、大学の講義等で学んだことを、本物の実践を通してさらに深めていきます。
 参観校の研究テーマは、「主体的・対話的で深い学びの視点に立った授業づくり」。作業学習の授業では、生徒一人ひとりが自分から主体的に取り組むことができるように、そしてより良く学びを深められるように手立てを改善し、生徒と共に活動に取り組む先生方の姿がありました。
 キャンパス内では経験することのできない、先生方の生徒達への思いを実際の授業から感じることができ、将来の夢に向けて、貴重な学びの一日となりました。
発達教育学部 准教授 髙瀬 浩司
<授業研究会の学生の感想から(抜粋)>
 教師も共に生徒と同じ工程に取り組む姿勢が、とても印象的でした。指導案には、「できることが増えていく生徒の様子を共有できるように、教師も共に働く姿勢を大切にし、生徒も教師も一丸となって活動する雰囲気を大切にしていく。」と書かれており、徹底されていると思いました。
 各工程の生徒同士がお互いに向き合ったり、並び合ったりする場の配置にしていることで、目標に向かって頑張るお互いの様子を意識しあえたり、切磋琢磨できるようにしているところが印象的でした。誰一人壁に向かって作業をしている生徒はおらず、自分の工程の生徒だけでなく、他の工程の生徒も見えるような場の配置にすることで、「みんなも頑張っているから、自分も頑張ろう。」と思えると思いました。
発達教育学部 特別支援教育専攻2年 Hさん

 販売会に向けてどんなものを作るかが分かりやすく、たくさん自分が作った製品が売れてほしい、より良い製品を作るためにどうしようかなど、先生方からの声かけで、生徒の気持ちが持続的に活動に向いていると思いました。
 手順表をすぐに見られる場所に置いたり、危険がないように道具を置く場所や活動中に手を置く位置を決めてあったり、手が機械に巻き込まれないような工夫や番号、色で自分が今何をすべきか記されていたり、生徒が活動に集中できる場になっていると思いました。
発達教育学部 特別支援教育専攻2年 Tさん

 

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