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短大 こども未来学科 社会人学生の学び

NEWS 短大 こども未来学科PickUP

植草学園短期大学こども未来学科には、毎年、何名かの社会人学生が入学します。高校を卒業したばかりの学生と一緒になって、身体を動かし、グループ活動に取り組み、どの授業にも課題意識を高くもって参加しています。高校から入学した学生、社会人を経て入学した学生が協力し合い、また、お互いによい刺激となって高め合っている姿が印象的です。

社会人を経て学生生活を送っている2名の方に感想をいただきました。


植草学園での学生生活も、残すところあと数ヶ月となりました。最近、学園内にある「共生の森」の木にロープで作ったブランコに乗って、少し漕いでみました。ゆらゆらとした揺れに身体を任せると、木のたわみがそのまま身体に伝わってきて、自然の優しさを感じました。幼少期にタイムスリップしたような感覚に包まれ、幼い頃の自分が蘇ります。授業でも幼少期を振り返る作業をしました。幼い頃に感じていた思いを今の自分が見つめます。植草学園での学びは、私を何度も生まれ変わらせてくれました。

社会を経験してきた今だからこそ、そう思えるのかもしれませんが、素晴らしい先生方、そして同じ志を持つ仲間たちと、この自然豊かな学園で学ぶ時間は、神様から与えられた贈り物のようです。

春から保育の現場に携わらせて頂きます。植草学園で培われた温かい気持ちを、多くの子どもたちにお届けしたいと思います。

こども未来学科2年 民谷由里子

 

 

入学して8か月が経ちました。仕事と子育てを経験してきましたが、「こういう事が知りたかった!」という充実感でいっぱいの毎日です。最初は、現役高校卒の学生たちについていけるだろうかと心配でした。それでも苦手なコンピュータ概論やピアノ演習についていけたのは、先生方のサポートと友だちの存在のおかげです。勉強にブランクのあった私も、少しずつ歩みを進めていくことができました。先生方は、幼児教育、特別支援教育、家庭支援のスペシャリストばかりで、お話の一つ一つに重さを感じ、時にはノートをとることも忘れ聞き入ってしまうこともあるほどです。貴重な時間と感じずにはいられません。後期に入り、専門的な科目も増えましたが、「保育者」になることへの自覚と責任をもっと深く考えられるようになりたいと思います。多様な子どもたちに対応できる資格を身につけたいと入学を決めた学校でしたが、入ってみたら、予想をはるかに超えた強い芯のある、でも温かい学びの場でした。卒業後には、この専門知識を生かし、人の気持ちに寄り添える保育士となれるよう、頑張りたいと思います。

こども未来学科1年 塚本百合子

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